上級ヴァリエーション-女性編-
こんにちは。
やまぐちスポーツ整骨院です。
本日は、上級者向け女性ヴァリエーションをご紹介します。
初級、中級者向けのヴァリエーションもご紹介しているので、よろしければそちらもご覧ください。
今回は上級者向けのヴァリエーションということで、テクニックが多く入っているヴァリエーションを選びました。
グラン・パ・クラシック
こちらは以前グラン・パ・クラシックのグラン・パ・ド・ドゥの中で踊られるヴァリエーションです。
グラン・パ・クラシックのグラン・パ・ド・ドゥについては以前詳しくご紹介しているので、是非そちらもご覧ください。
さて、グラン・パ・クラシックのヴァリエーションですが、テクニックの多さもさることながら、この作品は正確性と気品が求められる踊りです。
このヴァリエーションの中で一番の見せ場であり、一番難しいテクニックが中盤に出てきます。片脚でバロネをしながら斜めに進み、なおかつ回転もするというかなり持久力が必要な振付けだと思います。
ずっと軸足が変わらないため、筋力と体幹も大切です。さらに後半にかけて脚の高さも上げていくため、柔軟性も必要です。
最後のマネージュも、他のヴァリエーションに比べてスピードが早く、それが魅力ともなってくるので、やはり難易度は高いヴァリエーションと言えるでしょう。
技術力と体力が十分に備わっていなければ、テクニックで気品を表現することは厳しくなってきます。
このヴァリエーションを練習することは、それなりの精神力が必要ですが、その分得られるものは多いのではないでしょうか。
オディールのヴァリエーション
こちらは誰もが知っている『白鳥の湖』第3幕で踊られるヴァリエーションです。
プティパ版、グリゴローヴィチ版、ブルメイスティル版とバージョンによって大きく印象が違います。
グリゴローヴィチ版とブルメイスティル版の曲は同じですが、振付けが異なります。
グリゴローヴィチ版は特に回転が多く、かなりのテクニックが必要です。一方、ブルメイスティル版は回転は少なめですが、大きいジャンプに加えて素早い体重移動が要求される振付けなので、同様に難易度は高いでしょう。どちらも妖艶なイメージですね。
プティパ版は曲調は少しゆったりめで、グリゴローヴィチ版とブルメイスティル版と比べると優雅な印象です。どこかオデットを思わせるような振付けでもあります。しかし、プティパ版も回転が多く、なおかつ曲も長いため体力も必要です。
そしてオディールのヴァリエーションを踊りにあたってもっとも難しい点は、表現力ではないでしょうか。もちろんテクニックも難易度が高い踊りですが、他のヴァリエーションと比べてやはり表現力の重要性が高いヴァリエーションです。
目線ひとつにおいても研究しなくてはなりません。また腕の使い方も普段の使い方とは、大きく異なるため練習がいるでしょう。腕の使い方はオディールを踊る上での大きなポイントとなるので、使い方によって印象も随分変わるでしょう。
オディールを踊る場合は、他のヴァージョンと見比べてみてください。違うバージョンから参考にできることも多いはずです。
メドーラのヴァリエーション
『海賊』第二幕のアリとコンラッドとのパドトロワで踊られるヴァリエーションです。ガラなどでは、アリとのパドドゥで踊られることもありますね。
このヴァリエーションは、初っ端から回転のオンパレードです。
中盤では正面を向いて回るパがあります。アラセゴンターンなども入ってくるため、ここが一番の難関だと思います。そして、最後は早いテンポでのマネージュで終わりとなります。
このヴァリエーションは、まず回転がある程度安定してできないと厳しいヴァリエーションだと思います。
また、回転の難易度も高いため、軸がしっかりしている必要があります。
そしてテクニックだけでなく、華やかさも表現できると良いですね。
ちなみに海賊は、いろんな時代にいろんな振付け家によって振付けられたり、またダンサーが得意な踊りを持ってきたりしたため、この一曲だけでなく、さまざまなヴァリエーションが踊られます。
海賊のどのヴァリエーションにおいても回転やジャンプが多く、体力がいるものが多い印象です。
エスメラルダのヴァリエーション
こちらも有名なヴァリエーションで、コンクールでもよく踊られる踊りですよね。憧れる方も多いのではないでしょうか。
ピルエットの見せ場があったり、後半には連続したバロネが出てきます。最近では回りながらバロネをする振付けもあったりと、ますます難易度が上がっていますね。
柔軟性、回転力、体力すべてにおいて高いレベルが求められます。
このヴァリエーションを踊るときのポイントですが、エスメラルダを選ぶ方は回転が得意なことが多いです。特にコンクールなどで踊る場合は、自分の得意なものを選ぶので、そうなりますよね。
ただ、バレエはテクニックを見せるだけのものではないので、そこにフォーカスしすぎてしまうと、踊りとしても魅力がなくなってしまいます。
足の運び方や、上体や目線の使い方、ピルエットの降り方まで気をつけたりすることで、印象が変わると思います。
今回は上級向けヴァリエーションを4曲ご紹介しました。
踊ってみたい曲はありましたか?
やはり上級ということで、難易度の高いテクニックが必要なヴァリエーションが多いですね。
安定したテクニックがなければ、なかなかその踊りの中で表現したり、魅せたりということは難しいと思います。
いろんな踊りが踊れるよう、日頃のレッスンを大切にレベルアップしていきましょう!
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