初級ヴァリエーション−女性編−
こんにちは。
やまぐちスポーツ整骨院です。
今回は、初級の女性ヴァリエーションをご紹介したいと思います。
ヴァリエーションを踊るのは憧れですよね。
踊りたい曲や自分のレベルなど様々なことを考え、何を踊ったらいいのか迷ったという経験もあると思います。
初めての場合はお教室の先生から曲を与えられる場合が多いと思いますが、長い間バレエをしていると、自分で選ぶということも出てきます。
そういったとき、どのような選び方をしたら良いのでしょうか?
また今の自分にとって良いヴァリエーションを選ぶにはどうしたら良いのでしょうか?
まずは、そもそもヴァリエーションとはどういった場面で踊られるのかということから見ていきましょう。
ヴァリエーションとは?
まずヴァリエーションは、全幕バレエの中において主役またはソリスト級の人がソロで踊る踊りです。
舞台の真ん中で1人で踊るという重要な場面です。
ということは、どのヴァリエーションであってもソリスト以上の階級の人が踊る難易度が高い踊りなのです。
それは技術面、表現面どちらにおいても言えることでしょう。
ですので、簡単なヴァリエーションというのは本来存在しません。
ただ、基礎的なパや振付けが中心のヴァリエーションや、テクニックが多く入っているヴァリエーションなどの違いはあります。
そういった面での難易度の違いはあると思います。
そこで本日は、比較的挑戦しやすいヴァリエーションから順番にどのようなものがあるのか見ていきましょう。
初級ヴァリエーション
1.フロリナ王女のヴァリエーション
こちらは、『眠れる森の美女』第三幕のディヴェルティスマンの中でブルーバードとフロリナ王女のパドドゥが出てきますが、その中で踊られるヴァリエーションです。
童話『青い鳥』が元となっています。
今回あらすじは紹介しませんが、もしこれから踊られる方はぜひ調べてみてくださいね。
自分が踊る踊りのストーリーや背景を知ることは大事です。
このヴァリエーションは、落ち着いた音楽で、ひとつひとつの動きを丁寧に練習することができる踊りだと思います。
エシャッペなど基礎的なパや、アラベスクやアティチュードなどが多く出てくるため、それらを練習するにはとても良いヴァリエーションだと思います。
最後はピケターンであったり、シャッセ・アントゥールナンであったりしますが、シャッセ・アントゥールナンの方が難易度は高いでしょう。これはメソッドによって違いますが、小学生が初めて踊る場合は、ピケターンで練習することが多いです。
曲調がゆっくりのため、初めてヴァリエーションを踊る方におすすめのヴァリエーションだと思います。
2.ペザントのヴァリエーション
こちらは『ジゼル』第一幕の中で出てくる踊りです。収穫祭で、村で踊りが上手な男女のソリストが踊るパドドゥの中のヴァリエーションです。
村娘ということで、ハツラツとしたイメージのヴァリエーションです。
リズミカルなテンポで軽快に踊ることが要求される踊りでしょう。
パとしては、グランジュテなどジャンプが多く出てくるため、飛ぶのが得意な方向けでもあります。ピルエットやマネージュが出てくるわけではないので、初級の方にとっても比較的抵抗感なく挑戦できる踊りかもしれません。
お衣裳はロマンティックチュチュのため、脚を見せることに抵抗がある方にもおすすめです。
短いチュチュより見える部分は少ないですが、その分足先に目が行きやすいので、つま先の意識は大事です。
ゆっくりした動きができるようになった方の次のステップとしての練習としてのヴァリエーションとしても良いかもしれません。
始めの部分はピケでアチチュードに立つという振付けが何度も出てくるので、トゥシューズを履き始めたばかりの方にとっても良い練習となるでしょう。
3.キューピッドのヴァリエーション
こちらも小学生が良く踊っているイメージがありますよね。
こちらは『ドン・キホーテ』第二幕の夢の場で踊られるヴァリエーションです。(『パキータ』の中でソリストのヴァリエーションとして踊られることもあります。)
キューピッドというだけあって、曲が軽快でアップテンポな踊りです。
また小さいジャンプなど、細かい足捌きが求められる踊りです。より軽快に見せるために、体重移動の練習なども必要となります。
またルルベアップからのピケターンなど、テクニックも求められる踊りでもあり、曲は1分少しですが、体力も必要になってくるでしょう。
キューピッドらしい愛らしい表現を研究するのも、良い勉強になると思いますよ。
4.人形の精のヴァリエーション
『フェアリー・ドール』第二幕の中で、ハレーキン2人とフェアリー・ドールが踊るパドトロワの中に出てくるヴァリエーションです。
最近では小学生が踊っているのもよく見るようになってきた、人気のヴァリエーションです。
お衣裳もお人形らしく、ピンクとリボンで可愛いというのも人気なポイントかもしれませんね。
曲は比較的落ち着いたテンポです。
最初の部分はアラベスクが何度も出てくるため、正確なアラベスクを練習する良い機会となるでしょう。
途中のアティチュードターンは、一回転にするなど自分のレベルに合わせて調整できます。
最後はバロネが何度も出てくるため、トゥシューズで踊るのであれば、こちらは少々難しいかもしれません。
バレエシューズであっても同様に立つトレーニングになりますね。
また途中でマイムも出てくるため、表現力の練習にもなると思います。
まとめ
以上、本日は初級レベルの方におすすめな女性ヴァリエーションを4曲ご紹介しました。
ヴァリエーションを練習することで、自分の課題が見つかったり上達に繋がることも多いでしょう。
ただ、レベルに合っていない曲を踊ることは怪我に繋がったり、逆に上達から離れてしまう可能性もあります。
また、難しければ、少し振付けを簡単にしてみるというのもありだと思います。
本日お話した内容を、ヴァリエーションを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
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