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バレエで膝が伸びない理由

こんにちは。

やまぐちスポーツ整骨院です。

 

バレエをやっている方のお悩みとしてよくご相談いただくことのひとつ、

「膝が伸びない」

についてお話させていただきたいと思います。

 

・いつもレッスンで膝を伸ばしてと注意される

・伸ばしてるつもりなのに曲がって見える

・足だけ伸ばせば伸びるけれど、踊り出すと膝が緩む

・トゥシューズを履くと膝が曲がる

 

といったご相談をよくお受けします。

 

 

膝が伸びないのはなぜ?

 

どうして膝が伸びない、あるいは曲がってしまうのでしょうか?

 

 

原因① 膝を捻って使っている

 

踊り出すと膝が曲がってしまうという方の原因として多いのが「膝を捻ってしまっている」だと思います。

膝関節は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(膝下の骨)を繋ぐ関節です。

 

「アンデオールは股関節から!」というのはみなさん聞いたことがあることだと思います。

レッスンで日ごろ言われている人も多いのではないでしょうか?

 

もちろん股関節から開くというのは、間違っていませんし、とても大切なことなのですが、180度の1番ボジションをとろうとしたときに、実際は膝下や足首も少し捻っているのです

 

股関節の外旋の最大可動域は、片足45度から、大きくても70度と言われています。

 

 

股関節の内旋・外旋を解説したイラスト

 

つまり、両足を最大まで開いたとしても180度にはなりません。

 

でも、バレエダンサーのみなさんは180度開いていますよね?

 

開脚する女性の写真

 

 

ではどうしてるの?というと、、

残りの角度は膝下と足首を回して使っているのです。

 

最大限アンデオールをするには、股関節、膝下、足首の回旋が必要となるのですが、ここで問題になってくるのが、膝下や足首の方が簡単に回しやすいのです。

 

結果、股関節の角度に対して、膝下が回りすぎてしまっている人が多いのです。

これが「足首だけ捻らないで!」や「股関節から開いて!と言われる原因です。

 

そして、この状態では構造上【膝は必ず曲がってしまう】のです。

なぜなら、最初にお話したように、膝は太ももと膝下の骨を繋いでいる関節で、膝下が必要以上に捻れてしまうと、この2つの骨の噛み合わせが悪くなります。

まっすぐ立っているときには伸びるというのは、関節の捻れがない状態だからです。

 

1番ポジションで立つと膝が曲がってしまうという方は、股関節のアンデオール不足膝の関節の噛み合わせが悪くなっていることが考えられます。

 

 

原因② つま先に力が入りすぎている

 

つま先は、足裏の筋肉を使って伸ばしますが、つま先を伸ばすことにフォーカスしすぎて、足の前側の表面(足首のところ)に力が入りすぎている人がいます。

そうなると、足首は詰まり、そして膝が曲がる方向に使ってしまうのがイメージできるでしょうか。

 

膝が曲がってしまう人の足の伸ばし方で多いのが、これだと思います。

その場合は、少し足先の力を緩めてあげると正しい伸ばし方ができ、膝が伸びやすくなるかもしれません。

 

もしそれで甲が伸びないのであれば、それは内在筋、足裏のトレーニングが必要ということです。

 

最も簡単に行えるエクササイズとした【タオルギャザー】があります。

足裏でタオルを手繰り寄せで、足底の筋肉を強化する方法です。

 

タオルギャザーの注意点は指先で動かすのではなく、指の付け根から動かすように行いましょう◎

 

タオルギャザ

 

ルルベの時に膝が曲がってしまうという人も、足裏が弱いことが原因の可能性があります。

 

 

原因③ 骨盤が落ちている

 

骨盤が落ちてしまい、引き上がっていないと、膝は曲がってしまいます。

 

骨盤が引き上がっておらず、床と骨盤の距離が短くなると、膝を緩める(曲げる)しかありません

 

伸ばすスペースがないからです。

 

また、骨盤をタックイン(後傾)に使っているのも同じです。

タックイン状態は、腰が落ちてしまっています。

 

エロンゲーション

 

エロンゲーションと言い、骨盤と踵を引き離して立つ感覚が大事です。

 

膝自体が伸びないのではなく、体の使い方が原因で膝が曲がってしまう人は少なくありません。

 

 

 

原因④ 鼠径部が硬い

 

鼠径部には、股関節と腰を繋ぐ腸腰筋という筋肉が走っています。

 

この筋肉がかたいと骨盤は前傾します。それを無理に立てようとすると、今度は膝が曲がってしまいます。

つまり、鼠径部がかたいと、膝を伸ばすには腰を引かないといけない、でも骨盤は立てないといけないので膝を少し曲げる、ということになってしまいます。

 

原因③、④から、膝を伸ばすには骨盤のコントロールが非常に重要になってくることがわかると思います。

 

 

 

原因⑤ 膝のお皿をあげる感覚がない

 

バレエでいう「膝を伸ばす」は、一般的にいう膝を伸ばすというのとは少し違います。

 

まず、無理に押し込んで伸ばすというのは危険です。

 

痛みが出てくる可能性があります。

また、その伸ばし方では前ももが太くなってしまうことも考えられます。

 

もちろん膝を伸ばすためには、太ももの筋肉が必要なのですが、バレエでは、その力の入れ方をコントロールすることが大切です。

 

前ももの筋肉は膝に、内側、真ん中、外側の3方向についています。

これらの筋肉をバランスよく使い、膝のお皿を上に持ち上げて伸ばすのがバレエでの膝の伸ばし方です。

 

この筋肉のうち、とくに内側の筋肉は弱いため、意識する必要があります。

 

 

 

原因⑥ 膝裏が硬い

 

膝裏にはハムストリングスとふくらはぎの筋肉がついています。これらの筋肉がかたい場合も膝は伸びません。

 

ドゥバンに足を上げようとしたときに、もも裏が突っ張ることがありませんか?

ハムストリングスがかたいとロックがかかったように制限がかかり、膝が伸びない原因になります。

 

同様にふくらはぎの筋肉を収縮させて使ってしまっている場合も、膝裏のかたさに繋がるため、膝が伸ばしづらくなってしまいます。

 

 

膝を伸ばすためには

 

まず、自分がどの原因で膝が伸びないのかを考えましょう。

それによってそれぞれアプローチは違います。

 

骨盤のコントロールができていないのであれば、コントロールできる使い方を身につけるのが大事ですし、アンデオール 不足であれば、アンデオールができるようなトレーニングが必要です。

また、膝を伸ばすために邪魔をしている筋肉があるのであれば、そのケアが必要となってきます。

 

もし膝自体に痛みや問題があって伸ばせないのであれば、まずは治療することが先です。

 

当院では、それぞれの原因に合わせたアプローチを行っております。

ひとりひとりのお悩みに対して、必要なケアをいたします。

 

「そもそも自分がなぜ膝が伸びないのか分からない…」という方もいらっしゃるかと思います。

そういった方も、お気軽にご相談ください!

 

美しく伸びる脚のためのサポートをさせていただきます。

 

 

バレエ整体ならやまぐち整骨院グループへ

 

やまぐち整骨院東大阪弥刀院:近鉄線弥刀駅徒歩5分

やまぐち整骨院谷町四丁目院:谷町四丁目駅4番出口徒歩1分

やまぐちスポーツ整体院:谷町四丁目駅4番出口徒歩1分(谷町四丁目院同じビルの4階)

 

全院、微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」ハイトーン機器「ハイチャージ」を完備。

微弱電流機器は我々が触診では確認できない体内の電気信号を機器自体が読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことが出来ます。

 

ハイトーン機器は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。

 

これらの機器を使用することでストレスのたまりにくい身体づくり、予防も可能となります。
更に必要に応じてスポーツストレッチ、運動療法、トレーニングなど機能改善の施術も行っております。
日頃のメンテナンスとしてもご利用ください。
症状によって来院回数、期間は異なりますので、お気軽にお問い合わせ下さいね。

 

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やまぐち整骨院では数あるスポーツの中でも特に「バレエダンサー」のサポートに力を入れています。

当院のバレエ整体(スポーツ整体)の特徴は、

①あなたのお悩みに合ったオーダーメイドの施術プラン
②身体の仕組みをわかりやすく解説
③触診ではわからない体の問題点を最新の機器を用いて明らかにし根本的解決

 

ぜひやまぐち整骨院グループにお越しください。

 

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