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TFCC損傷と間違われやすい「尺側手根伸筋腱炎」

こんにちは。

やまぐちスポーツ整骨院です。

 

 

皆さんは尺側手根伸筋腱炎(しゃくそくしゅこんしんきんけんえん)という症状をご存じでしょうか?

スポーツ愛好家に多く見られたり、演奏家の職業病としても知られており、TFCC損傷と間違われやすい症状です。

 

今回は、その尺側手根伸筋腱炎について取り上げていきたいと思います。

 

TFCC損傷についてはこちらをご覧ください。

https://aculabo-yamaguchi-sports.com/%e9%9f%b3%e6%a5%bd/%e9%9f%b3%e6%a5%bd%e5%ae%b6%e3%81%aetfcc%e6%90%8d%e5%82%b7.html

 

 

尺側手根伸筋腱炎とは?

尺側手根伸筋腱炎

 

ECU腱鞘炎とも呼ばれ、手首の小指側にある「尺側手根伸筋(ECU)」という筋の腱が炎症を起こすことで生じる障害です。

 

ピアノ・ドラム・ギター・バイオリンなどの楽器を演奏する人

テニス(特にバックハンド)・バドミントン・ゴルフ(インパクト時の捻り)などのスポーツをする人

長時間のパソコン作業・スマートフォン操作をする人に多く見られます。

 

このように、一般的には手首の過度な反復動作や使い過ぎ(オーバーユース)、特定のフォームによる負担が主な原因とされています。

しかし、転倒して手をついた際の衝撃や突然強い力で手首をひねる動作といった急激な負荷・外傷でも発症することがあります。

 

 

 

尺側手根伸筋の役割

 

尺側手根伸筋(ECU)は、前腕(ひじから手首まで)の小指側に位置し、手首を伸ばすための筋肉です。

尺側手根伸筋腱炎

尺側手根伸筋の役割は、手首の動きを安定させながら動作を行うことです。

主な働きは以下の3つです。

 

手首を伸ばす(背屈)

例:タイピングやマウス操作で手首を浮かせる

ピアノやギターで手の甲をわずかに持ち上げる

何かを押すときに手首を固める

 

 

手首を小指側へ傾ける(尺屈)

例:ギターやベースのピッキング角度調整

バイオリンの弓の角度変化

ドアノブを回したり、雑巾を絞ったりする動作

 

 

手首の安定性を保つ(特に回内・回外中)

これは見落とされがちですが、尺側手根伸筋の最も重要な役割です。

手首をひねる(回内・回外)動作のとき、尺側手根伸筋は手首の小指側でガイドワイヤーのように機能して関節を安定させるため、楽器演奏でもスポーツでも常に働き続けます。

例:バイオリンの弓の細かい回外・回内動作

ドラムのスティックコントロール

ゴルフやテニスの手首の安定

 

 

このように尺側手根伸筋は「動かす+支える」という役割があり、音楽演奏やスポーツ以外にも「ドアノブを回す」「荷物を持ち上げる・引っ張る」といった日常生活でも頻繁に使われるため、負担が蓄積しやすい部位といえます。

 

主な症状は?

 

尺側手根伸筋腱炎

尺側手根伸筋腱炎では、次のような症状が現れます。

 

①手首の小指側の痛み

・手首を反らす動作(背屈)

・小指側に倒す動作(尺屈)

・手首をひねる動作

などで痛みが強くなります。

これらは、最も典型的な症状です。

 

 

②腫れや熱感

炎症により小指側の手首が腫れたり、触ると熱感を感じる場合があります。

急性期には、冷却して炎症を抑え、安静を保ちましょう。

 

 

③ゴリゴリ・引っかかり感

腱が腱鞘内で滑走不良を起こすと、手首を回したときに「クリック音(ポキポキ音)」や「ゴリッ」「ピキッ」といった感覚を覚えることがあります。

 

 

④握力の低下

痛みのために握る動作が制限され、日常生活にも影響が出ることがあります。

 

 

⑤痛みの慢性化

痛みが強い場合は、安静にしていてもズキズキすることがあります。

また、放置すると腱が変性し、治りにくい慢性腱炎に移行する可能性もあります。

 

 

 

なぜ尺側手根伸筋腱炎とTFCC損傷は間違われやすいのか?

間違われやすい理由として、以下の3つが挙げられます。

 

①痛む場所がほぼ同じ

どちらも、痛みの発生部位が「手首の小指側」という共通点があります。

 

 

②痛くなる動きが似ている

どちらも、手首を小指側に倒したり、手首をひねったりする動作で痛くなりやすいです。

 

 

③痛くなる原因が同じ

どちらも、楽器の演奏やスポーツ(テニス・ゴルフ・バドミントンなど)により手首に過度な負荷をかけ続けることが原因であることが多いです。

 

 

④圧痛が重なる

解剖学的に尺側手根伸筋(ECU)がTFCCすぐ横に位置していて場所が近いため、区別がつきにくいです。

 

 

 

尺側手根伸筋腱炎の対策・予防方法

 

①手首の使いすぎを避ける

スポーツや仕事で手首に負担がかかりやすい場合、こまめな休息が大切です。

1時間連続より、2030分+5分休憩といったようにすると腱への負荷が少なくなります。

 

 

②筋力と柔軟性の維持

前腕の筋力が弱いと、同じ動作でも腱に負担がかかりやすくなります。

ストレッチとマッサージ、軽いトレーニングを行うと負担軽減に繋がります。

 

例えば、手の甲を反対の手で軽く押さえ、手首を少しだけ屈曲させるストレッチ前腕の外側を軽く押してほぐすマッサージなどがおすすめです。

また、軽いトレーニングとしては、ペットボトルや軽いダンベルなどを用いた手首の安定化トレーニングが良いでしょう。

ただし、これらを急性期に行うと悪化しやすいため、注意しましょう。

 

 

③サポーターやテーピングをする

手首の動きを適度に制限し、腱の負担を軽減します。

ただし、固定しすぎると逆効果なので、軽固定にしましょう。

 

 

④フォームの見直し・改善

テニスやゴルフなどのスポーツの場合は、手首の使い方次第で負荷が大きく変わるため、コーチやトレーナーにフォームを確認してもらうことが有効です。

楽器演奏の場合は、楽器ごとの「無理のない手首角度」を講師などの専門家と調整しましょう。

パソコンやスマートフォンの使用時の場合は、キーボードの高さを調整したり、マウスやスマートフォンを長時間片手で持たないように心がけましょう。

 

 

当院での尺側手根伸筋腱炎の施術

 

当院ではアキュスコープ・マイオパルスを使用し尺側手根伸筋腱炎の施術を行います。

手首の動きに制限をかけている筋肉を丁寧に緩め、伸筋腱に負担のかからない状態にします。

同時に損傷した腱の修復を促すことで早期復帰が可能になります◎

症状の期間などによって必要な施術回数は異なりますので、お気軽にご相談ください。

 

 

まとめ

尺側手根伸筋腱炎は、初期であれば安静や軽度のリハビリで改善することが多いですが、放置すると慢性化して治りづらくなる点に注意が必要です。

日常生活にも支障が出ないように、早期理解と適切なケアが重要です。

「手首の小指側の痛み」「手首をひねる動作での痛み」「腫れやゴリゴリ感」などの症状が現れたら、早期に対策をとりましょう。

適切な治療を行えば、多くの場合はスポーツや日常生活に無理なく復帰できます。

手首に負担のかかる生活を送っている人は、予防にも意識して取り組むことが大切です。

 

やまぐちスポーツ整骨院は、大阪市谷町四丁目駅と東大阪市弥刀駅に2院ございます。

また、東京への出張も月数回行っておりますので、お悩みごとなどございましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

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全院、微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」ハイトーン機器「ハイチャージ」を完備。

微弱電流機器は我々が触診では確認できない体内の電気信号を機器自体が読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことが出来ます。

 

ハイトーン機器は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。

 

これらの機器を使用することでストレスのたまりにくい身体づくり、持久力が向上します。


更に必要に応じてストレッチ、運動療法、トレーニングなど機能改善の施術も行っております。
日頃のメンテナンスとしてもご利用ください。


症状によって来院回数、期間は異なりますので、お気軽にお問い合わせ下さいね。