ダンサーの腰椎変性すべり症
こんにちは。
やまぐちスポーツ整骨院です。
バレエ・ダンス・スポーツ・一般の方など、多くのみなさまが悩んでいる「腰痛」。
当院にも腰痛でお悩みの方が多く来院されます。
特にバレエ・ダンスをされている方は腰痛のお悩みが多く、痛みを抱えたまま無理にレッスンを続けられているダンサーも大勢いらっしゃいます。
そんな腰痛にはさまざまな種類が存在します。
椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰椎変性すべり症など、聞いたことがあるのではないでしょうか?
その中でも今回は、「腰椎変性すべり症」について詳しく解説していきたいと思います。
腰椎変性すべり症とは?

加齢によって背骨の腰の部分(腰椎)の関節や椎間板が変性して、骨が前方にずれてしまう状態のことです。
特に40〜50代以降の女性や長年立ち仕事・重い物を持つ仕事をしてきた人に多くみられ、女性に多いのは、ホルモンバランスの変化による骨や靭帯の緩み、出産、体重増加などが影響していると考えられています。
また、第4番目の腰椎に発生しやすいのが特徴です。
ダンサーに腰椎変性すべり症が多くみられる理由とは?
腰椎変性すべり症は、一般的に加齢が原因と紹介しましたが、ダンサーには「腰椎変性すべり症」が比較的多くみられることが知られています。
では、なぜダンサーはこの症状を起こしやすいのでしょうか。
その理由を解説していきます。
① 腰を反らす・ひねる動作が非常に多い

ダンス(特にバレエ、ジャズ、コンテンポラリーなど)では、腰を反らす(伸展)、上半身と下半身をひねる(回旋)、反った状態でジャンプや着地といった動きがあります。
これらは腰椎の後ろ側の関節や椎間板に繰り返しストレスを与え、年齢が若くても変性が進みやすくなります。
② 繰り返しの負荷(オーバーユース)
ダンサーは同じ動作を何度も繰り返します。
一回の負担は小さくても、長期間の積み重ねによって椎間板や関節がすり減り、腰椎が前にずれやすくなります。
その結果、腰椎では椎間板の変性・椎間関節の摩耗・靭帯のゆるみなどが少しずつ進んでしまい、安定性が低下し、椎体が前方にすべるという流れが起こります。
③柔軟性が高すぎる
ダンサーは柔軟性が非常に高いことが多いです。
しかし、柔らかすぎる関節や体幹(腹筋・背筋)より可動域が勝っている状態では、腰椎を安定させる力が不足しやすくなります。
その結果、動作のたびに腰椎が微妙にズレやすくなり、長年の負担が「変性すべり症」として現れることがあります。
腰椎変性すべり症は、柔軟性が高くても腰を支える筋力が不足していると痛みや不安定感が出やすくなります。
④ 成長期からの高負荷
多くのダンサーは成長期(小・中・高校生)から本格的な練習を始めます。
しかし、この時期の背骨はまだ完成していません。
骨や椎間板が完全に成熟する前に過剰な負荷がかかると、将来的に変性すべり症につながりやすいと考えられています。
長時間の反復練習・疲労が抜けないままのレッスン・痛みを我慢して踊る習慣といった条件が重なると、腰椎の構造に慢性的なダメージが蓄積され、それが大人になってから「変性」として表面化するケースも少なくありません。
⑤痛みを我慢しやすい文化
ダンスの世界では、少しの痛みを「よくあること」として続けたり、痛みが出ても休まないことが多いです。
初期の腰のトラブルを見逃し、気づいたときには変性が進んでいるケースもあります。
主な症状
腰椎変性すべり症の場合、以下のような症状が現れることが多いです。
・腰の痛みや重だるさ
・お尻から脚にかけてのしびれ・痛み
・長時間歩くと症状が悪化する
・前かがみになると楽になる
・腰の不安定感・力が入りにくい感覚
・片側の脚だけにしびれや痛みが出る
予防・対策法
①正しい姿勢を保つ
反り腰や前かがみ過多にならないように注意しましょう。
座り姿勢の場合は、浅く座ったり足組みをするのは避けましょう。
深く腰掛け、骨盤を立てて座るのがよいです。
姿勢・アライメントを改善することは最も重要といえます。
②筋力トレーニング
腹横筋、腹直筋や腹斜筋、殿筋(お尻)などの腰椎を支える筋力を強化することで、腰への負担を軽減できます。
具体的には、ドローイン(お腹を軽く凹ませて呼吸)、無理のないプランク、ヒップリフト、クラムシェルなどがおすすめです。
ただし、反らす動作や強い負荷がかかるトレーニングは避けましょう。
③ストレッチ
太もも裏(ハムストリングス)、背中、お尻のストレッチがおすすめです。
骨盤後傾を防いだり、腰椎の緊張を和らげたりする効果があります。
腰の負担を分散するためには股関節周囲の動きを良くすることも重要です。
痛みが出ない範囲で行いましょう。
④長時間同じ姿勢は避ける
長時間の立ちっぱなし・座りっぱなしは避け、30~60分に一度は立ったり歩いたりするように心掛けましょう。
日常生活で腰への負担を減らす工夫をすることで発症リスクや症状の悪化を防ぐことができます。
さらに、踊るときには骨盤と体幹の安定を意識するだけでも腰の負担が大きく減ります。
まとめ
ダンサーに腰椎変性すべり症が多いのは、ダンス特有の身体条件が重なるためです。
しかしこれは、ダンスが悪いという意味ではありません。
自分の身体の特性を理解し、体幹の安定性を高め、違和感を早めにケアすることが、長く安全に踊り続けるための重要なポイントです。
初期では軽い違和感程度でも、進行すると日常生活に支障が出ることがあります。
腰痛が続く場合は、早めに専門家に相談することが大切です。
当院の腰椎変性すべり症の施術
腰の痛みや下肢への神経痛には微弱電流治療器アキュスコープが有
腰椎すべり症による症状は腰椎そのものが原因であることに加え、
アキュスコープはそれらの状態を細かくキャッチし、回復に適した微弱電流をフィードバックすることで症状の改善を促
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