バレエダンサーに必要な知識
こんにちは。
やまぐちスポーツ整骨院です。
本日は、バレエダンサーに必要な「知識」についてお話したいと思います。
将来ダンサーを目指している方だけでなく、バレエをしている方すべてにおいて、知っていてほしい知識についてです。
バレエを日々練習する中で、「知識」があるかないかで、上達のスピードや質も変わってくるでしょう。
また、踊りの表現力にも関わってきます。
みなさんが安全に豊かにバレエが踊れるための、いくつかの重要な知識をご紹介していきます。
バレエの歴史
コンクールが増えた今、自分が踊っているヴァリエーションがどういった作品のどういうシチュエーションの中で踊られるものなのかを理解しないまま踊ってる子供たちもいるのではないでしょうか。
しかし、本来バレエは、パフォーマンス的なものではなく、伝統や歴史を重んじる芸術です。
その歴史や時代背景を知ることは、さまざまなメリットがあります。
①表現力に繋がる
みなさんは好きなバレエの演目はありますか?
自分が演じるとき、または舞台を観に行くときには、作品のストーリーを調べると思います。
その上で、もう一歩深く知る、つまりその作品が生まれた歴史や、当時の時代背景を知ることで、より深い理解ができます。
そして、そういった知識を得ることが、踊りの中でニュアンスをうまく表現できることに繋がります。
たとえば、このマイムはどういう心情なのか、この振付けはどういう意味があるのかなどが見えてくることで、より繊細な表現が可能になるでしょう。
表現力についてはこちらで解説しています。
②スタイルの違いがわかる
バレエには、フランス派、ロシア派、イタリア派、英国ロイヤル派など、さまざまななメソッドがあります。
バレエの歴史を学ぶことで、それぞれの流派の成り立ちや美学の違いを理解でき、作品に合わせて違いを表現できるようになります。
また、観劇の際にもそれぞれの違いに注目できるなど、楽しみ方も増えると思います。
メソッドの違いについてはこちらで解説しています。
このように、バレエの歴史を学ぶことは、バレエに対する理解をより深めることに繋がります。
テクニックを習得することはもちろん大切ですが、バレエでは芸術であり、何を表現したいのか、何を伝えたいのかを明確にすることがとても重要です。
解剖学
続いて、「解剖学」を学ぶこともダンサーにとっては必要です。
解剖学を学ぶことは、知識を得るだけでなく、さまざまなメリットがあります。
①怪我の予防と自己理解の向上
解剖学を学ぶことの第一のメリットは、怪我の予防ができることです。
身体の仕組みを理解することで、より安全にバレエを行うことができます。
また、自分の身体に対する理解を深めることにも繋がります。
バレエでは、正しい身体の使い方やポジションというのが決まっています。
しかし、身体はひとりひとり違うため、すべての人が同じやり方でできるという訳ではありません。
うまくいかないとき、解剖学の知識があれば、大きな助けになるでしょう。
②効率よく練習できる
この動きにはどの筋肉を使うのか、骨盤や背骨の正しい位置はどこなのかといった知識を身につけることで、早い上達が期待できます。
無駄な力を入れて踊ることが減り、より安定した踊りを目指せると思います。
また、トレーニングを行う際にも、骨格や筋肉をイメージできることで、効率よく行えます。
③安全な指導ができる
指導する立場では、解剖学は必須といえるでしょう。
子供の身体は成長段階のため、良くも悪くも簡単に変えられてしまいます。
もし、解剖学の知識なしに指導を行っていては、生徒の身体をダメにしてしまう可能性すらあります。
しっかりとした知識のある指導者の元、練習をすれば、成長期の身体の可能性は未知数です。
バレエでは基礎が何より大事といわれますが、この大事な基礎を身につけられるかどうかは指導者の力にも大きく左右されます。
安全で確かなバレエを伝えるためには、解剖学は重要な位置付けです。
栄養学
バレエダンサーは、アスリート並みのパワーが必要です。
しかし、外見主義な要素が強いということを否定できないバレエの世界では、体型に囚われてしまう人も多いのが現実です。
時代とともに、ヘルシーな身体が好まれる、あるいは求められるようにはなってきましたが、まだまだ細い方が美しいという感覚を持っている人は多いと思います。
成長期の過度な食事制限は、身体に影響が出るだけでなく、心のバランスを崩してしまいかねません。
バレエを踊るには、まずは丈夫で健康な体が必要です。
エネルギー不足では、怪我のリスクも上がりますし、何よりパワーがでないため、練習の質が低下します。
過度な食事制限を回避するためには、「栄養学」の知識が役に立ちます。
バランスの取れた食事や、コンディションに合わせた食事などを知ることで、健康的な体づくりができると思います。
また、それぞれの食品から得られる栄養素や効果などを勉強することで、たとえば「疲労が溜まっているときはこれを食べよう」「トレーニング後はこれを食べよう」といった選択ができるようになります。
また、身体を絞りたいときにも、無理な食事制限に走ることなくコントロールしやすくなるはずです。
まとめ
本日は、バレエに必要な知識についてお話しましたが、こういった知識を持つことは、踊りをより豊かで深いものへと導いてくれると思います。
どうしても日々練習をしていると、上達することにフォーカスしがちですが、心身ともに健康で安全にバレエを踊ることが何よりも大切です。
バレエを通して人生を豊かにできるよう、いろんな方向に目を向けてみてください。
いつもと違った目線で見てみると、思わぬ発見があるかもしれません。
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