表現力をつけるには?
こんにちは。
やまぐちスポーツ整骨院です。
みなさんは「表現力」について考えたことはありますか?
舞台を観たときに、なぜか目を引いたり、あるいは感情が伝わってくるような踊りをする方がいますよね。
そういった踊りは、やはり魅せられます。
もしかすると、普段のレッスンでは基礎や技術のための練習が多く、表現力について勉強する時間は多くないかもしれません。
ですが、舞台人にとって表現力を身につけることは非常に大切です。
これを読んでいただいてる方の中にも、表現力について悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。
本日はその「表現力」について、いろいろな面から見ていきたいと思います。
表現力とは?
バレエにおいての表現力とは、自分の感性や思考を身体で伝える力です。
バレエではセリフがないですよね。
ではどうやって伝えるかとなると、身体で伝えるということになります。
ということは、表現するにはまずは身体が思うように動かなくてはなりません。
いくらこういう表現をしたいと思ったとしても、自分の身体をコントロールできなければ、不安定なものになってしまいます。
これが普段のレッスンでいう、基礎や技術の部分です。
基礎や技術は表現するための道具となるのです。
その道具がしっかりしたものであればあるほど、できる表現の幅が広がります。
これはみなさんもうすでにお気づきかと思うので、今回はその基礎や技術は前提として、その先の表現力について考えていきたいと思います。
表現力をつけるためには
①感性を磨く
表現というのは、感情を伝えるということです。
そのためには、まずはいろんな感情を知ることが大切です。
嬉しい、悲しい、楽しい、辛いなど、経験の中で得た感情が多ければ多いほど、その人の表現の引き出しは増えます。
だた笑うだけでも、嬉しいという感情なのか、楽しいという感情なのかによって笑い方は違いますよね。
自然や美術に触れたり、人との関わりを通していろいろな感性を身につけることで、豊かな感情表現に繋がるはずです。
バレエ以外の舞台を観たり、本を読んだり、友達と出かけたりなど、感性を磨く手段はたくさんあります。
バレエダンサーを目指す方は、努力家で練習熱心な方が多いです。もちろんそれは素晴らしいことですが、練習と同じようにいろんな感情に触れることも大切です。
小さいうちからいろいろなものを見て体験する機会を増やすことは、きっと良い影響をもたらすと思います。
②ストーリーの背景を知る
発表会やコンクールで踊られるヴァリエーションは、ほとんどの場合が全幕の中の踊りのひとつです。
全幕の中で演じるときにはわかりやすいかもしれませんが、そうでない場合にはイメージを膨らませることが必要となります。
それぞれのキャラクターや、どういった場面で踊られるかを知り、それに見合った表現を研究することが大切です。
ヴァリエーションやコンサートで踊るときであっても、目線の先に背景や人が見えるような演じ方ができるといいですね。
また、同じアラベスクひとつにおいても、オーロラ姫のアラベスクとエスメラルダのアラベスクでは違うでしょう。
動きひとつひとつが喜び、悲しみ、怒りなど、なにを表現しているのかを考えると、踊りがより深いものになるはずです。
③音の取り方を研究する
バレエは音楽との融合です。
音楽がなければ成り立ちません。
魅力的なダンサーの踊りとは、まるで体が楽器かのように、体全体から音楽が聞こえてくるようなものです。
音楽を味方につけることで、見ている人の心も動かせるような踊りができます。
反対に、音楽と調和していない踊りというのは観客に不快感を与えてしまう可能性もあります。
それほど、バレエにとって音楽は重要なものなのです。
音に遅れない、音に合わせるということは大前提ですが、それだけでは単調な踊りになりかねません。
単調な踊りにならないためには、間の取り方に変化を付けることで、踊りに味付けすることができます。
これは好き勝手自由に踊っていいというわけではなく、音の中で、パのスピードに変化をつけることで、踊りに強弱をつけるのです。
たとえば、足を早く集めることによってほんの少しホールドする間が生まれ、そこで魅せることもできるでしょう。
また、手をあげるスピードや走り方などによっても強弱はつけられます。
アラベスクを例にとっても、ゆっくり持っていくのか、素早くもっていくのかによって、ホールドする時間は変わってきます。
そういった少しの変化を踊りにつけることが、表現へと繋がります。
④自分を俯瞰する
俯瞰とは、「物事を高い位置から見下ろし全体を見渡すこと」です。
つまり自分を俯瞰するとは、客観的に見るといった意味でしょうか。
舞台では、観客にどう見えるかを考える必要があります。
自分ではあんまりだったと思った舞台が周りからは評価されたり、逆に自分では良かったと感じた踊りがイマイチ評価されなかったりという経験はないでしょうか?
このように、踊っている本人と観客にはギャップがある場合があります。
踊り手が自己陶酔してしまうと、観客は一歩引いてしまうことがあります。
自分と観客とのギャップを少なくするには、自分がどのように見えているか、少し余裕を持って客観視することが大切です。
主役を踊るには、舞台全体が見えている必要があると言われます。それだけ余裕がなければならないということですね。
余裕を持つためには、基礎やテクニックの安定性が必要で、やはり普段のレッスンが大切ということになります。
日々のレッスンでできること
日常のレッスンは、一見表現力とは関係ないように思われるかもしれません。
しかし、基礎を磨くこともテクニックを安定させることも、表現の可能性へと繋がりますし、また、レッスンから音の取り方を気をつけることはできます。
また、目線の使い方ひとつにおいても注意することはできます。
クラスレッスンが好きだという人も嫌いだという人もいるかと思いますが、舞台で輝くためのトレーニングだと思って、一回一回を大切に受けることを心がけてくださいね。
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