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足の甲の痛み

こんにちは。

やまぐちスポーツ整骨院です。

 

バレエでは、伸びた甲、高い甲は美しいとされているため、そのためにトレーニングやストレッチを日々頑張っている方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、誤った方法で無理にやってしまうと、靭帯が緩んだり、関節が歪んでしまったりといった原因にもなります。

 

当院にも「足の甲の痛み」で来院される方は少なくありません。

 

また、バレエダンサーは、ルルヴェやトゥシューズなどで足の甲にかかる負担も大きいため、使い方によっては、怪我に繋がることも多いのです。

 

本日は、「足の甲の痛み」として考えられる原因のひとつ、「リスフラン関節症」と「リスフラン靭帯損傷」について詳しく解説していきます。

 

 

 

リスフラン関節とは?

 

 

 

リスフラン関節とは、足の甲にある関節で、足根中足関節とも呼ばれます。

具体的には、中足骨の基部(第1〜5中足骨)と足根骨(楔状骨・立方骨)をつなぐ関節群です。

 

足関節には、ショパール関節というものもありますが、こちらは距骨と舟状骨の間、踵骨と立方骨の間にある関節で、足首に近い部分です。

 

 

リスフラン関節は、8つの骨を繋ぐ関節で、背屈底屈回内回外といった4方向、つまり上下左右に動きます。

わたしたちは、普段からバランスを取るために、この関節を微少な動きによってコントロールしています。

 

リスフラン関節、ショパール関節ともに、本来は簡単にはズレないような構造になっているのですが、バレエダンサーは、この部分に日常的に大きな負荷がかかります。

 

 

 

リスフラン靭帯損傷

リスフラン靭帯とは、内側楔状骨(足の甲の骨)と第2中足骨(人差し指の中促骨)をつないでいる靭帯です。

 

その他の靭帯が横同士の骨を接続しているのに対し、このリスフラン靭帯は斜めに走って、斜め同士の骨を接続しています。

 

この靭帯が損傷するのが「リスフラン靭帯損傷」です。

 

 

リスフラン靭帯損傷の症状

 

症状としては、

 

・足の甲中央〜内側の鋭い痛み

・押すとズーンと響く圧痛(第1〜2中足骨の根元)

・腫れ、熱感

・片足立ちでの不安定感、特にポワント時のグラつき

 

などです。

 

捻挫とよく似ていますが、捻挫とは違い、とくに捻った覚えがなくても、体重や負荷が大きくかかることで発症することがあります。

 

 

リスフラン靭帯が損傷して緩んでしまうと、骨と骨の連結が緩み、リスフラン関節が不安定になります。

そして足のアーチが崩れるため、体重をかけると痛みが生じます。

 

 

 

リスフラン関節症

リスフラン関節症とは、関節自体がズレてしまうことで痛みや炎症が起こる障害です。

長期間放置しておくと関節炎が重症化し骨棘を生じて足の甲の骨が出っ張ってきます。

 

リスフラン靭帯損傷による、アーチの低下や不安定さが、疼痛や変形を引き起こします。

 

 

 

リスフラン関節症の症状

 

症状としては、

 

・足の甲の一番出っ張る部分の痛み

・腫れや熱感

・指先立ちやポワント立ちでの不安定感・激痛

・アーチが潰れたような感覚

・甲の部分が盛り上がっている

・しびれ

・前に体重を掛けると痛い

 

などがあります。

初期は熱感や少しの腫れ程度ですが、重度になると、甲の部分が激痛になり、レントゲンでは関節間の開大、骨の位置ズレや変形がみられます。

 

中でも、もっとも負荷がかかりやすい人差し指のリスフラン関節に炎症が起きることが多く、亜脱臼しているケースもあります。

 

 

 

原因

①繰り返しの底屈

ドゥミからポワントになるときには、リスフラン関節に負担がかかります。

バレエの動作は、足の曲げ伸ばしの繰り返しです。

ジャンプやトゥシューズでは、さらに大きく負荷がかかります。

 

また、過剰な負荷をかけての甲出しは、リスフラン靭帯を痛めたり緩ませてしまうリスクが高くなります。

 

靭帯は一度伸ばしてしまうと元には戻らないため、注意する必要があります。

 

 

②アライメント不良

外反母趾扁平足過回内足などは、足のアーチが崩れている状態です。

その状態では、捻れが生じやすくなります。

そして、捻れた状態でバレエの動作を繰り返すと、関節や靭帯には高負荷がかかってしまいます。

 

バレエでは、ターンアウトという動作が入るため、他のダンスやスポーツに比べても、捻れが生じやすくなります。

 

アライメント不良があると、捻れが加わるため、すべての怪我においてリスクが高まります。

 

 

③捻挫

捻挫によっても、リスフラン靭帯は損傷します。

他の捻挫と違う点は、リスフラン関節はもともと簡単にはズレない構造になっているため、靭帯損傷によって一度関節がズレてしまうと厄介です。

適切な治療が必要となります。

 

また、リスフラン関節だけでなく、すべての捻挫において、甘くみることは危険です。

 

 

 

まとめ

リスフラン関節は多くの関節を繋いでいるため、足関節の動きに大きく関与します。

そのため、リスフラン関節が損傷すると、歩行障害にも繋がります。

 

中でも、バレエダンサーは足関節に負担がかかりやすいため、注意が必要です。

つま先の伸ばし方、トゥシューズの履き方、ジャンプの着地、ターンアウトの仕方など、気をつけるべきことは多くありますが、より安全にバレエをするためには、こういった構造の知識も必要だと思います。

 

冒頭でも触れましたが、無理な甲出しによる、甲の痛みの症例は多くあります。

 

美しい甲を目指すのはとても大事なことですが、正しい知識を持って、確実な方法で地道に進んでいきましょう。

 

そして、痛みが生じた際には、放置せずに適切な対処をしましょう。

 

 

やまぐちスポーツ整骨院は、大阪市の谷町四丁目駅と東大阪市の弥刀駅に2院ございます

谷町四丁目院では、忙しいダンサーの方のために、夜の時間帯のご相談も承っております。

 

 

怪我のないバレエ生活が送れるよう、サポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

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