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・運動中に足首を捻った
・直線的な動きは痛みがないが、切り返し動作をした時に痛みがある
・過去に捻挫した所が今でも痛い
・捻挫をしてしまったが大会が近く早く治したい
足関節捻挫とは、その名の通り足関節(足首の関節)を捻ったことを言います。
一般的には足首を捻ったというと、状態を軽くみられる方もいますが、捻挫=靭帯損傷ということを理解することが大切です。
足関節の靭帯で損傷しやすい箇所は内側靭帯と外側靭帯であり、それぞれの靭帯が足関節の外反と内反の可動域を制限してくれています。スポーツや日常生活で踏み外して靭帯が耐えられず捻った場合、靭帯という組織が伸びて損傷してしまいます。
10歳以下のお子さんでは骨の強度が不十分なため、靭帯損傷と共に靭帯付着部(外くるぶしの先端)の剥離骨折を起こす事がよくあります。
一見すると靭帯損傷と同じ様な症状ですが、正しい対応が行われない場合、骨癒合が得られず痛みが長引く原因となります。大人でも外くるぶしの骨折を起こしている場合があるので、腫れが強い場合、レントゲン検査で骨折の有無を調べる必要があります。
また、足首を捻挫して放置すると場合によっては痛みが1カ月、2カ月と長引くことも多いので早期に適切な施術を受けることをおすすめします。
足関節の靭帯は内側靭帯と外側靭帯がありますが、ここではさらに詳しく説明します。
内側靭帯は三角靭帯ともいわれ
①前脛距靭帯
②脛舟靭帯
③脛踵靭帯
④後脛距靭帯
これら4つの靭帯の総称になります。
外側靭帯は画像のように
①前距腓靭帯
②踵腓靭帯
③後距腓靭帯
の3つの靭帯から構成されています。
足首を捻る、つまり足関節の捻挫で痛めやすいのは内返し捻挫での外側靭帯損傷で、90%ほどを占めます。残り10%ほどが内側靭帯です。
これには理由があり、内側靭帯は4つの靭帯で外側の靭帯は3つから構成されてますので、内側の靭帯のほうが強く内反の可動域のほうが広いからです。
小児の外反捻挫では靭帯の損傷ではなく、内果の裂離骨折を伴うことがしばしばありますので注意が必要です。
損傷の程度により以下のように3つに分類されます。
靭帯のごく一部の断裂で、軽度の腫れと圧痛がありますが、不安定性(ゆるみ)はありません。
靭帯の断裂は不完全で関節の不安定性はほとんどありませんが広い範囲の腫れと圧痛があります。
靱帯が完全に断裂し、さらに強い腫れと圧痛があり、皮下出血や関節の不安定性がみられます。
完治までには症状の程度にもよりますが、約2週間から長くて2カ月かかる場合もあります。
足関節捻挫の施術は筋力トレーニングのリハビリも行い、再発を防ぐことも重要です。
ストレステスト
前方引き出しテスト
アキレス腱と踵骨をおさえて前方・後方へ引き出します。
前距腓靭帯、踵腓靭帯の緩みがあれば、動揺性を確認できます。
内反ストレステスト
脛骨前方と踵骨をもって内反を誘導します。
前距腓靭帯、踵腓靭帯の緩みがあれば、動揺性を確認できます。
やまぐち整骨院東大阪院・やまぐち整体院谷町四丁目院・やまぐちスポーツ整体院では
一般の方を含め
・バスケットボール
・サッカー
・ラグビー
・マラソン
・陸上(特に長距離)
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・ソフトボール
・ダンス
・クラシックバレエ
・格闘技
・テニス
・チアダンス
・チアリーディング
・バレーボール
などスポーツで足関節捻挫をされた方に多くご来院して頂いております。
足関節捻挫では損傷した靭帯をマイオパルスで修復します。
当院には捻挫でご来院いただく患者様がとても多いですが、マイオパルスで治療することで重度の捻挫も早期に回復することが可能です。
捻挫当日や腫れが強く動きを制限している場合はテーピングや包帯で処置を行い患部をサポートします。
痛みが広範囲に波及することも多いため、アキュスコープで疼痛をコントロールし早い段階で荷重をかけて歩けるようにします。
「どうしても大切な試合や本番に間に合わせたい」「早く仕事に復帰する必要がある」といった急を要する場合はスポーツ早期回復コースでじっくり時間をかけて治療を行います。
捻挫は損傷のグレードによって来院回数、期間は異なりますので、いつでもお問い合わせ下さい。