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足底腱膜とは足指の付け根から踵まで長く薄い繊維が束になって走行している組織です。役割としては土踏まずなど足裏にあるアーチの保持、走る・ジャンプの着地など足裏に荷重がかかった時に衝撃を吸収するクッションの役目があります。
足底腱膜の厚みは指を反らせば薄くなり、指を真っすぐな状態になると厚くなります。着地の時は厚くなることで衝撃吸収、歩く・走る・ジャンプする瞬間に指が反った状態になると足底腱膜が薄くなり進行方向への推進力を生みだします。人が二足歩行で移動する為だけでなく体を守るために重要な組織の一つです。
足底腱膜炎は長時間の立ち仕事や歩く・走る・ジャンプなどスポーツをしている時にかかる繰り返しのストレスなどにより足底腱膜に炎症が起きている状態を言います。
痛みという症状はいきなり発生することは少なく、最初は足裏の違和感・張り感が出てきてそこから少しずつ痛みが現れることがほとんどです。
急激にその場で痛みが発生するときは高所からの落下などの大きな外力がかかった時に足底腱膜が断裂した場合や骨折など他の症状も疑われます。
痛みの場所は土踏まずの部分、または足底腱膜の付着部である踵に発生することが多くみられます。
特に付着部である踵では足底腱膜の緊張のストレスが繰り返しかかることで「骨棘」という棘状に変形することもあります。
骨棘が形成されるとその棘の部分がまた他の組織を傷つけ二次的に痛みが発生することもあります。
炎症が起きている時点では足底腱膜の繊維の微小断裂がみられることもあり組織自体を傷つけてしまっていることもあります。足底腱膜炎を放置してしまうと日常的に負担がかかる部位の為慢性化してしまい、長ければ数年痛みが続いてしまうケースもあります。
足底腱膜炎の原因として考えられるのは
長時間の立ち仕事、歩く・足る・ジャンプの動きの多いスポーツによる足底腱膜への直接的なストレスがかかり続けることによるもの。成長期の学生では靴のサイズの不適合によって発症することもあります。
足底腱膜へ栄養や酸素を届けている血流がふくらはぎの筋肉を通っており、ふくらはぎの筋緊張により血流が滞ってしまう為発症することがあります。足底は常に組織にストレスがかかる為、組織が微小損傷と回復を繰り返しています。回復に必要な材料は血流によって届けられますが血流が悪くなることで回復スピードが低下し損傷が酷くなることがあります。
その為、足底腱膜炎では炎症を起こしている原因によっては痛みがある場所だけでなく他の筋肉や組織を視野に入れ施術が必要になることがあります。
当院では
一般の方を含め
・バスケットボール
・サッカー
・ラグビー
・マラソン
・陸上
・フットサル
・野球
・ソフトボール
・ダンス
・クラシックバレエ
などスポーツで足底腱膜炎にお悩みの方に来院して頂いております。
足底腱膜炎の施術に関して独自の特殊な方法を用いて施術を行なっています。
微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」ハイトーン機器「ハイチャージ」を用いて施術を行います。
微弱電流機器は我々が触診では確認できない体内の電気信号を機器自体が読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことが出来ます。
即効性のある施術が可能となっております。
ハイトーン機器は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。
これらの機器を使用することでストレスのたまりにくい身体づくり、予防も可能となります。
更に必要に応じて運動療法、トレーニングなど機能改善の施術も行っております。
日頃のメンテナンスとしてもご利用いただけます。
症状によって来院回数、期間は異なりますので、いつでもお問い合わせ下さい。