なぜトゥシューズで立てないの?
こんにちは。
やまぐち整骨院です。
つま先で美しく立つ足、トゥシューズのリボン、、
バレエを始めたばかりの頃、誰もがトゥシューズに憧れを持ちますよね。
トゥシューズを履くことを目標にレッスンに励んでいる方も多いのではないでしょうか?
小さいころからバレエを続けてレッスンしているお子様だと、小学生高学年頃から履き始めるお教室が多いと思います。
大人から始められた方は、何年かバレエを続けて先生と相談し、トゥシューズにチャレンジする方が多いようです。
クラシックバレエって最初からトゥシューズを履くんじゃないの?!と思われている方も少なくはないようですが、最初からトゥシューズを履いてレッスンすることはないです。
バレエの基礎的な足の使い方をマスターしてから、ようやくトゥシューズを履きます。
そんな念願のトゥシューズですが、いざ履いてみると
全く思うように立つことができない・・・
全然踊れない・・・
こんなに足が痛いの!?
と壁にぶち当たってしまう人がとても多いです。
中にはトゥシューズがきっかけでバレエから離れてしまう方もいます。
トゥシューズでのお悩みに多いのが、
・甲が引けて乗りきれない
・軸がグラグラして不安定になる
・膝が伸びない
・片足で立ちきれない
・足先がペラペラになる
などです。
トゥシューズでなかなかうまく立てないと悩む方は、トゥシューズでのレッスンをすることを望みますが、それは違います。
トゥシューズで上手く立てない原因は、バレエシューズでの足の使い方、あるいは足先以外に問題がある場合がほとんどです。
無理にトゥシューズを履きつづけることで、O脚になってしまったり、怪我に繋がる恐れもあります。
トゥシューズでなかなかうまく立てない場合、トゥシューズのレッスン時間を長くとるのではなく、まずはトゥシューズを履く条件が整っているかを確認しましょう。
トゥシューズを履くための条件
1.十分な関節可動域の確保
トゥシューズを履くには、足首や甲がかたくては立てません。まずは必要な関節の可動域の確保をしましょう。
関節の動きが固くなってしまっている場合には、骨と骨の動きを良くする関節モビライゼーションを行いましょう。
また固めて使う癖のある人は、まず筋膜リリースやストレッチが必要となります。
そして、甲が出ないというのは、足の裏の筋肉が十分に鍛えられていないということでもあります。
足裏の内在筋を鍛えることで、可動域の向上に繋がります。
2.足裏や体幹の筋力
トゥシューズで踊ろうと思ったときには、バレエシューズのもう一段階上の筋力が必要となってきます。
可動域のところでも触れましたが、足裏の筋力、つまり内在筋はかなり必要になります。
ソールの固いトゥシューズでつま先を伸ばそうとしたら、バレエシューズのときより力がいるのは想像がつきますよね。
そして、必要なのは、足裏の筋力だけではありません。
膝を伸ばす筋力、トゥシューズで立ったときにブレないための体幹の筋力など、全身の筋力を総動員しなくてはなりません。
どこがが弱いと、その弱い部分を守るため、不安定な足先を固めてしまいます。
そうすることで、足先が伸びるどころか、どんどん固まってしまうということになります。
まだ筋力が弱い段階で、必要なトレーニングをせずトゥシューズを履き続けてしまった場合、本来でるはずだった可動域の可能性を潰してしまうこともあります。
そうならないためにも、まずはトゥシューズで立って体を支えられるだけの筋力をつけることから始めましょう。
3.体のコントロール
たとえば、体が十分に引き上がっておらず、重心が落ちてしまっている場合、トゥシューズに乗っかかって立ってしまいます。
そのまま立っているだけであれば、立つのは立てているかもしれませんが、動きだした瞬間ギクシャクしてしまうでしょう。
まずは、
・ルルべのときにしっかり床を押せているか
・骨盤の位置は正しいか
・バーの時の軸足は弛んでいないか
・タンジュでは足先まで神経が行き届いているか
・引き上げの感覚はあるか
・片足になったときも、しっかり床を押して膝は伸びているか
など、バレエシューズの段階でチェックしましょう。
バレエシューズでできていないことが、トゥシューズになった途端できるなんてことは想像できないですよね。
大切なこと
どうしてトゥシューズだとうまくいかないの?
早くトゥシューズで思うように踊れるようになりたい!
と思ったとき、まず大切にしてほしいことは、バレエシューズでの体づくりです。
プロの方も、最初からトゥシューズでくるくる回れたわけではありません。
地道なバレエシューズでのトレーニングを積んできたからこそ、トゥシューズでも踊れるようになったのです。
早い時期からトゥシューズを履いてコンクールに出るお教室も増えてきていると思いますが、焦らずにまずは基礎を身につけてくださいね。
基礎がしっかりしていれば、多少トゥシューズを履く年齢が遅くても上達は早くなると思います。
逆に、まだ弱かったり、基礎が身についていない状態でトゥシューズの練習を多くしてしまうと、変な癖がついてしまいます。
骨や筋肉に影響がでることも考えられます。
歪んだ骨は元には戻らないですし、一度ついてしまった癖というのも、治すには相当な時間と努力が必要となります。
ですので、トゥシューズでうまく踊れるようになるには、地味な練習の積み重ねが一番の近道だと思います。
そうやって積み重ねていったものは、気づいたときには素晴らしい財産になっていると思いますよ。
トゥシューズでうまくいかず悩んでいる方は、自分には何が足りないのか見つめてみてください。
当院ではトゥシューズのお悩みについてもお受けしていますので、もし何が原因かわからない、原因はわかるけどどうしたら良いのかわからないとう方は、一度ご相談ください。
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微弱電流機器は我々が触診では確認できない体内の電気信号を機器自体が読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことが出来ます。
ハイトーン機器は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。
これらの機器を使用することでストレスのたまりにくい身体づくり、予防も可能となります。
更に必要に応じてスポーツストレッチ、運動療法、トレーニングなど機能改善の施術も行っております。
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症状によって来院回数、期間は異なりますので、お気軽にお問い合わせ下さいね。
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