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野球の「尺骨神経麻痺」

こんにちは。

やまぐちスポーツ整骨院です。

 

野球の肘の障害というと、一般的には筋肉や靭帯、軟部組織の損傷を思い浮かべると思います。

しかし、肘の内側には、そういった組織だけでなく、重要な神経が走っています。

 

その神経のひとつに「尺骨神経」があります。

尺骨神経は、「尺骨神経麻痺」の原因となる神経で、野球の投球動作では、強いストレスを受けやすく、痺れや機能低下を引き起こすことがあります。

 

本日は、この尺骨神経について詳しく解説していきたいと思います。

 

 

尺骨神経とは

 

尺骨神経は、腕神経叢から分岐し、上腕→肘→前腕→手へと走行する末梢神経です。

 

肘の内側にある骨の出っ張りの後ろを通る部分は 肘部管と呼ばれますが、この部分は皮膚のすぐ下に神経があり、叩くと「ビーン」としびれる場所です。

 

尺骨神経は、主に小指と薬指の感覚、そして骨間筋・中様筋などの手の細かい動きを行う筋肉も支配しています。

 

つまり、尺骨神経に障害が起こると、

 

・指の痺れ

・握力低下

・手の細かい動きの低下

・指の動きにくさ

・肘内側の痛み

 

などが生じます。

 

このような状態を「尺骨神経麻痺」といいます。

 

 

野球で尺骨神経麻痺が起こる原因

①神経の引き伸ばし

 

野球の投球動作では、肘の内側に非常に大きなストレスがかかります。

特に問題になるのが「投球加速期」です。

このとき肘には 外反ストレス がかかります。

 

この外反ストレスによって、内側側副靱帯、屈筋群、そして尺骨神経は引き伸ばされます。

投球は一回の練習で何十回と繰り返されるため、この引き伸ばしが繰り返されることになります。

 

それによって、神経伝達低下や神経炎が起こります。

 

 

②肘部管での圧迫

投球による炎症で、屈筋群、靭帯、滑膜が腫れると、神経が通る肘部管が狭くなります。

この状態は、「肘部管症候群」ともいわれますが、野球選手の尺骨神経麻痺の多くがこのタイプです。

 

投球では、円回内筋尺側手根屈筋が酷使されますが、これらが肥厚すると、肘内側のスペースは減少します。

また、内側側副靱帯や滑膜炎なども肘部管を狭くさせる原因となります。

 

 

③神経亜脱臼

尺骨神経は肘の内側にある 内側上顆の後ろ側を通り、神経の通路である肘部管を走行します。

通常は、骨の溝、靭帯、筋膜によって神経の位置は安定していますが、投球時に肘を曲げると、尺骨神経が内側上顆の上を乗り越えるように動く場合があります。

これを、「尺骨神経亜脱臼」といいます。

 

尺骨神経が本来の溝から外れて動いてしまう状態です。

完全に外れてしまうわけではありませんが、正常位置から外れてしまうため、摩擦が生じます。

 

亜脱臼が必ずしも症状を出すわけではありませんが、野球選手の場合、投球によって亜脱臼が繰り返えされたり、高速動作の中で起こるということから、神経炎や神経腫張が起こりやすくなります。

そのため、尺骨神経麻痺に繋がるリスクが高くなります。

 

 

予防

①投球回数の管理

 

野球選手の神経障害は、オーバーユースが大きな原因となります。

投球回数が増えると、筋疲労、靭帯の伸張などが起こり、肘の内側の支持機構が弱くなります。

支持が弱い状態で投球を繰り返すと、フォームが乱れやすく、通常よりもストレスがかかりやすくなります。

 

とくに成長期では、骨端線が残っていたり、靭帯や腱が完全に成熟していないため、過度な投球が神経障害や肘障害のリスクを高めます。

 

 

前腕屈筋群の強化

肘内側には、円回内筋尺側手根屈筋橈側手根屈筋などの筋肉があります。

これらは肘内側を支え、安定性を高める役割があります。

 

前腕屈筋群が収縮すると、肘内側の関節を内側から支えるため、靭帯や神経への負担を軽減します。

 

逆にこの筋群が弱いと、投球時の外反ストレスが、靭帯・神経にかかりやすくなります。

 

・手関節屈曲トレーニング

・前腕回内トレーニング

・握力トレーニング

 

などを継続的に行うことで、肘の障害の予防になります。

 

ただし、筋疲労が蓄積した状態でトレーニングを行うと、ストレス増加になるため、その際はストレッチ筋膜リリースを併用することをおすすめします。

 

 

③肩・体幹・股関節の機能改善

投球動作は、下半身、体幹、肩、そして腕へとエネルギーが伝わる連動した動作です。

そのため、股関節の可動域不足や体幹の回旋不足、肩甲骨の不安定さなどがあると、うまく連動できなくなります。

その結果、腕だけに頼ったフォームとなってしまいます。

 

 

発症したときの対処法

尺骨神経麻痺が疑われる場合、最初に重要なのは神経へのストレスを減らすことです。

 

・小指や薬指のしびれ

・肘内側の違和感

・握力低下

・ボールコントロールの低下

 

このような症状が出た場合は、まずは投球を中止・または制限する必要があります。

神経は、繰り返しの刺激によって炎症や浮腫を起こしやすく、投球を続けることで症状が悪化する可能性があります。

また、痛みを庇うことで悪い癖がつきやすいため、無理をすることはやめましょう。

 

筋肉が拘縮している場合は、まずは筋バランスを整え、正常な動きをしやすいようにすることが第一です。

 

 

症状が落ち着いてきたら、肘の負担を減らすためのリハビリを行います。

投球では肘に外反ストレス強くかかります。

この外反ストレスを軽減するためには、肘周囲の筋肉を適切に機能させることが重要です。

 

そして、トレーニングと同時にフォームを見直しを行うことも重要です。

たとえば、

・投球時に肘は下がっていませんか?

・肩の外旋不足を肘で補っていませんか?

・体幹の回旋は行えていますか?

・股関節はしっかり使えていますか?

 

このように、身体の使い方を見直すことが怪我の再発や防止に繋がります。

怪我をしたときには、自分自身を見直すチャンスと捉え、あまり落ち込みすぎないことも大切です。

 

 

まとめ

本日は、野球選手に多い「尺骨神経麻痺」について解説しました。

ピッチャーは、他のポジションに比べて投球回数が多くなるため、肘の障害はつきものです。

 

とくに、小・中学生においては、まだ身体が未熟なため、投球回数を制限するなどのコントロールが大切です。

 

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