バレエの「引き上げ」について
こんにちは。大阪市に3院あるやまぐち整骨院グループです。
皆さん、バレエの引き上げについて正しくご存じでしょうか?
バレエのレッスン中に先生から
引き上げて!
と注意を受けることはありませんか?
今回は、バレエでどうして引き上げを行う必要があるのか?
また 引き上げのコツやトレーニング法などお話します。
引き上げとは?
バレエで美しく踊るために必要不可欠な立ち姿勢です。
上体を引き上げることです。
普段の生活では意識することがない
筋肉(特に体の内側の筋肉)を使うので
コツを掴むまでは 難しく感じてしまう方も多いと思います。
引き上げの必要性
バレエの動きはとにかくハード。
広い舞台で回転やジャンプ、足を上げたりなどなど、、
これを優雅に美しく 大変そうに見せないで踊らなくてはいけないのがバレエです。
全部、力や気合だけで頑張ってしまうと 美しさがなくなってしまったり
そもそも一曲踊り切るまで体力を持たすのが大変です。。
そんなハードなバレエの動きを 軽く、踊りやすくしてくれるのが
上体を引き上げるということなのです。
イメージしやすいのがポワントで立ったとき。
全部の体重がポワントの先にどっしりと乗ってしまうと
それだけでも自由に足先を動かして踊ることが大変になりますよね。
上体を引き上げて 足先にかかる体重を分散できると
体も足も軽く、踊りやすくなります。
また 足の力だけで踊っていると
足に無駄な筋肉がついて太くなってしまったり、ケガの原因にもなります。
引き上げのコツ、トレーニング
引き上げは呼吸が大切!
引き上げるという言葉の表現上、呼吸を上の方に吸い上げるイメージを持ってしまいやすいですが、
決してそうではありません。
吸った空気を肺で止めてず、下っ腹や背中にまで入れるイメージです。
〈実践!〉
●まず仰向けで寝転びます
ゆっくり鼻で息を吸って 吸った空気を下っ腹に入れる
ハーと口からゆっくり吐く
●次は立った姿勢で
ゆっくりと鼻で息を吸って 吸った空気を背中の下の方に入れる
ハーと口からゆっくり吐く
ただの呼吸ですが この呼吸法がとても大切。
普段使うことがない内側の腹筋を
使えるようにトレーニングします。
1番や5番でまっすぐ立ったときに
お腹がしたに下がり お尻が上がってしまっていませんか?
この状態では引き上げる感覚をつかみにくいです。
呼吸を使い、おなかの内側をキュッと集めて
おなか側(おへそ)を立てるイメージです。
そしてもう一つが背中側の意識です。
立ったときに
肩より首が前に突っ込んでしまわないように
頭のてっぺんを 天井から吊られているようなイメージで
常に真っ直ぐを保ちます。
レッスンのときに意識しようと思っても
振り付けや他のことに気を取られて 意外と姿勢の意識は疎かになってしまいます。
姿勢はバレエ以外のところも意識できます。
日常生活から 引き上げができた美しい姿勢を心がけてみましょう。
バレエ整体ならやまぐち整骨院グループへ
やまぐち整骨院では数あるスポーツの中でも特に「バレエダンサー」のサポートに力を入れています。
バレエは特殊で繊細な身体の動きを必要とするため、少しの違和感や痛みがパフォーマンスに影響します。
当院のバレエ整体(スポーツ整体)の特徴は
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