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肩関節の関節唇損傷とは?

こんにちは。

やまぐちグループ整骨院です。

 

「肩を動かすと奥のほうが痛む」

「股関節を曲げると引っかかる感じがする」

「スポーツ中に肩に違和感や不安定感を感じる」

このような症状でお悩みの方はいらっしゃいませんか?

 

このような症状が続いている場合、肩関節の関節唇損傷(かんせつしんそんしょう)が関係している可能性があります。

 

肩の痛みというと、五十肩や腱板損傷をイメージする方が多いかもしれません。

しかし、肩関節には関節の安定性を保つための重要な組織があり、その一つが「関節唇」です。

 

今回は、肩関節の関節唇損傷について詳しく解説します。

 

 

 

 

関節唇損傷とは?

肩や股関節の関節の縁にある「関節唇」という軟骨状の組織が、剥がれたり裂けたりした状態のことです。

野球、水泳、テニスなどのスポーツをする人に多くみられ、野球では肩の上や前方に症状が現れやすいです。

 

 

 

 

関節唇とは?

肩関節は、腕の骨である上腕骨と、肩甲骨にある受け皿状の部分(関節窩)によって構成されています。

肩関節は人体の中でも大きく動かせる関節ですが、その分、骨同士のかみ合わせだけでは安定性を保ちにくいという特徴があります。

そこで重要な役割を果たしているのが「関節唇」です。

 

関節唇は、肩甲骨の関節窩の縁を取り囲む線維軟骨組織です。

関節の受け皿を深くして上腕骨の骨頭を支えやすくし、肩関節の安定性を高める働きがあります。

また、肩関節を支える靱帯や上腕二頭筋の腱の一部が付着する場所でもあります。

 

 

 

 

関節唇損傷が起こる主な原因

関節唇損傷は、一度の強い衝撃によって起こることもあれば、同じ動作を繰り返すことで徐々に生じることもあります。

 

①スポーツによる繰り返しの負担

野球の投球、テニスのサーブ、バレーボールのスパイク、水泳など、腕を頭より高い位置で繰り返し使うスポーツでは、肩関節に大きな負担がかかります。

 

特に投球動作では、腕を大きく後ろに引いてから振り出す動作を繰り返すため、関節唇や上腕二頭筋の腱が付着する部分に負担が蓄積することが多いです。

 

 

 

②転倒や衝突などの外傷

転倒して手をついたときや、肩を強く打ったときなどに、肩関節へ大きな力が加わることで損傷することがあります。

 

また、重い物を持ち上げた際に腕を強く引っ張られたり、肩関節が脱臼したりすることも原因になります。

 

 

 

③ 加齢による変化

関節唇は、加齢に伴って変性したり、傷みやすくなったりすることがあります。

そのため、明らかな外傷がなくても、肩の痛みをきっかけに関節唇の変化が見つかることがあります。

 

ただし、画像検査で関節唇の変化が見つかったからといって、必ずしもそれが痛みの原因とは限りません。

 

 

 

 

関節唇損傷の主な症状

関節唇損傷の症状は、損傷した場所や程度によって異なりますが、代表的な症状には次のようなものがあります。

 

  • 腕を上げたり、後ろに回したりすると肩の奥が痛む
  • 重い物を持つと肩に痛みが出る
  • 肩を動かしたときに引っかかりやクリック音を感じる
  • 肩に力が入りにくい、以前より力が出ない
  • スポーツ中に肩の痛みや違和感が出る
  • 肩が外れそうな不安定感がある
  • 痛みのために肩の動かせる範囲が狭くなる

 

特にスポーツをしている方は、痛みを我慢して練習を続けると症状が長引く可能性が高くなるため注意しましょう。

 

また、野球の投球時に「肩の奥が痛む」「投球後に腕が重く感じる」「以前のようにボールを投げられなくなった」といった症状は、関節唇損傷を含む肩の障害でみられることが多いです。

ただし、これらの症状は腱板損傷や上腕二頭筋腱の障害、肩関節周囲の炎症などでも生じるため、症状だけで関節唇損傷と断定することは難しいです。

 

 

 

 

肩関節の関節唇損傷の予防法

関節唇損傷を完全に防ぐことは難しいものの、肩にかかる負担を適切に管理することは、障害の予防につながります。

 

    ①回旋筋腱板を鍛える

    肩の回旋筋腱板を鍛え、肩関節を安定させます。

    • ゴムバンドを使った肩の外旋運動
    • 肘を体の横につけて行う軽い抵抗運動

    痛みがない状態で、軽い負荷から10〜15回程度が目安です。

     

     

     

    ②肩甲骨周りを鍛える

    肩甲骨の動きが悪いと、腕を上げるときに肩への負担が増えることがあります。

    • 肩甲骨を軽く寄せる運動
    • 軽い負荷でのローイング
    • 背中の筋肉を使うトレーニング

    肩をすくめず、滑らかに動かすことを意識しましょう。

     

     

     

    ③運動前に十分なウォーミングアップを行う

    • 5分程度の軽い有酸素運動
    • 痛みのない範囲での肩回し

    動的な運動で体温を上げておきましょう。

    冷えた状態で、いきなり重い重量を扱ったり、全力で投球したりするのは避けましょう。

     

     

     

    ④肩に負担をかけすぎない

    • 重量や運動量を急に増やさない
    • 痛みを我慢してトレーニングしない
    • 投球やサーブなどの反復動作の運動量を管理する

     

    特に疲労がたまった状態で肩に過度な負担をかけないように注意しましょう。

    十分な休息や睡眠を取ることも大切です。

     

     

     

    ⑤柔軟性を保つ

    胸・胸椎・肩甲骨周囲のストレッチがおすすめです。

    柔軟性を高めることで、関節への負担を減らします。

     

    ただし、無理に肩を伸ばしたり、強く引っ張ったり、強くひねる動作は避けましょう。

     

     

     

     

    まとめ

    肩関節の関節唇損傷は、転倒や肩関節の脱臼などの外傷、野球やテニスなどの繰り返しの動作によって起こることが多いです。

    主な症状には、肩の奥の痛み、引っかかり感、筋力の低下、肩関節の不安定感などがあります。

    「肩の痛みがなかなか改善しない」「腕を上げると引っかかる」「スポーツ中に肩が不安定に感じる」といった症状がある方は、放置せず、早めに対処することが安心して日常生活やスポーツに復帰するための第一歩です。

     

    やまぐちスポーツ整骨院のバレエ・ダンス整体は、東京・大阪のどちらでも受けることが可能です。

    お困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。

     

     

     

     

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