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アレグロが苦手な人へ「原因と対策」

こんにちは。

やまぐちスポーツ整骨院です。

 

みなさんは、バレエの中でどんなパ(pas)が好きですか?

回転、アダージョ、ジャンプなど、人によって得意不得意があると思います。

曲のテンポも、速い方が得意な人もいればゆっくりな方が好きという人もいるでしょう。

 

しかし、バレエダンサーは自分で役を選べるわけではないため、ときには苦手な振りが多いものを踊ることもあります。

プロになると、少ないリハーサルの中でその踊りを自分のものにしなければなりません。

 

そのため、できるだけ苦手なものは少ない方が良いといえます。

(もちろん、自分の得意な部分も大切です。)

 

いろいろなパの中でも、「アレグロ」は難しいパのひとつです。

正確かつ軽快にアレグロを魅せられるダンサーは少ないです。

 

そこで、本日は、アレグロが苦手という人に向けて、「アレグロができない原因と対策」について詳しく解説していきたいと思います。

 

 

アレグロとは

アレグロ(Allegro)とは、速いテンポで行うジャンプや素早いステップの総称です。

 

もともとは音楽用語で、イタリア語のallegro「速く・快活に」という意味を持ちます。

それがバレエにおいて、「軽やかでスピーディーな動きのパート」を指すようになりました。

 

アレグロは大きくわけると、プチ・アレグログラン・アレグロにわけることがでます。

(正確にいうと、ミディアム・アレグロもあります。)

 

プチ・アレグロは、センターレッスンのジャンプの序盤に行われる素早い足の動きと小さなジャンプです。

グラン・アレグロは、終盤に使われる、大きな跳躍とダイナミックな移動が多いジャンプです。

 

アレグロというと、プチ・アレグロをイメージする人が多いのではないでしょうか。

本日取り上げるのも、プチ・アレグロがメインとなります。

 

プチ・アレグロは、とくに、足捌きの正確性が求められるため、非常に難易度が高いパです。

基礎が曖昧な状態では、苦戦することになります。

 

 

プチ・アレグロのパ

・シャンジュマン(changement)

・エシャッペ(échappé sauté)

・アッサンブレ(assemblé)

・ジュテ(jeté)

・ソテ(sauté)

・グリッサード(glissade)

・バロネ(ballonné / ballotté)

 

などがあります。

 

また、バッテリーといい、足を打ちつけるものとして、

 

・アントルシャ(entrechat quatre / six)

・ブリゼ(brisé)

・ロワイヤル(royale)

・カブリオール(cabriole)

 

などがあります。

 

 

プチ・アレグロが多い作品

アレグロが多い作品をいくつかご紹介します。

女性ヴァリエーションでは、リーズのヴァリエーション、男性ヴァリエーションでは、ジェームズはアレグロのヴァリエーションともいえるほど、アレグロのオンパレードです。

 

コッペリアの作品の友人の踊りもアレグロが多く含まれている軽快な踊りです。

また日本で見られる機会は少ないですが、バランシンの作品は、アレグロが魅力的な作品が多いです。

 

 

アレグロが苦手な原因

①リズム感が足りない・反応が遅い

アレグロは、音楽の中で正確に動き続ける能力が必要です。

高さや脚力よりも、タイミングや音との一致が重要となります。

 

音楽を聴いてから動くのでは、リズムに乗れません。

また、アレグロはアクセントが大きなポイントで、速い中にも暖急があります。

身体の中にリズム感がなかったり、反応が鈍いと、重心移動がうまく行えずうまくいきません。

 

 

②重心位置が悪い

アレグロが苦手な人は、重心のコントロールが悪いことが多いです。

アレグロは速い動きのため、常にすぐに動ける位置にいなければなりません。

 

重心が後ろすぎると、動くまでに一度前に持っていく必要があり、それではすでに出遅れることになります。

引き上げが足りないと、重心が後ろに行きやすくなります。

 

反対に前にありすぎると、音を待てずどんどん突っ走ってしまいます。これでは、高さも出ませんし、つま先も伸びません。

また、音を待てないため、間がなく、リズム感も生まれません。

 

 

③プリエの質が良くない

 

アレグロの質=プリエの質といってもいいほど、アレグロにおいてプリエは重要です。

アレグロは、プリエ→踏み切り→着地という一連の流れです。

 

プリエで沈んでしまう人と、逆にプリエが浅すぎて踏めない人がいますが、どちらもアレグロでは音に乗れません。

 

プリエが深いというのは、一見良いことのように思われますが、アレグロの場合、プリエが深すぎると、テンポが間に合いません。

そのため、浅めかつ柔らかいプリエが求められます。

 

また、浅いと踏めていないは別ものです。

踏めない原因はさまざまですが、多いのがターンアウト不足です。

ターンアウトができていないと、床を踏んだプリエができず、バネが使えません。

プリエの度に、捻れが生じるため、エネルギーをうまく発揮できない状態になります。

 

アレグロの対策とまとめ

アレグロを上達させるには、まずはゆっくりめのテンポで、ひとつひとつのパを丁寧に練習すましょう。

それぞれのパが確実に身体に入ることで、余裕が生まれます。

 

また、同時にリズム感や身体の反応を鍛えるトレーニングを取り入れることで、音楽性を身につけましょう。

 

アレグロは、慣れも必要です。

何度も繰り返し行うことで、徐々に身体が覚えていきます。

 

最初は、ジャンプの高さよりも、重心移動やタイミングなどを重視して行い、慣れてきたら高さを出していきましょう。

 

あとは、上手な人の踊りを見て、イメージを膨らませることも大事です。

 

 

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