バレエ・ダンスで多い「種子骨障害」
こんにちは。
やまぐちスポーツ整骨院です。
本日は、バレエ・ダンスで発症しやすい「種子骨炎・種子骨障害」についてご紹介します。
ルルベやポワントで立ったときに、親指の付け根が痛むことはありませんか?
もしかすると、その痛みは種子骨が関係しているかもしれません。
バレエやダンスでは、とくに母趾球に負荷がかかりやすく、他のスポーツに比べて発症率が高くなります。
種子骨とは

「種子骨」とは、腱の中に埋め込まれるように存在する小さな骨で、母趾の付け根(第1中足趾節関節の足底側)に2つあります。
・母趾屈筋腱の滑走をスムーズにする
・荷重を分散する(クッションの役割)
・支点として蹴り出しを強くする
といった役割があります。
ルルベやポワントで立つときはもちろん、ジャンプの蹴り出しなどにも大きく関わる骨です。
ダンサーは、負荷がかかることが多いため、度重なるストレスによって炎症が起きることがあります。
それが「種子骨炎」です。
種子骨炎は、種子骨周囲に急性な炎症が起き、腫れや熱感を持った状態ですが、種子骨のトラブルの総称を「種子骨障害」といいます。
種子骨障害の分類
種子骨に痛みが出る原因となる「種子骨障害」が主に5つあります。
①急性の骨折
②疲労骨折
③種子骨炎
④分裂種子骨
⑤骨壊死
大きく分けるとこの5つに分類できますが、それぞれの発症の原因は異なるため、詳しくみていきましょう。
①急性の骨折
種子骨は、小さい骨ですが、アクシデントなどで強い外力がかかると折れることがあります。
急性の骨折は一度の力で折れる状態で、
・ジャンプの着地ミス
・ポワントでの不安定な荷重
・足趾が過度に反った状態での踏み込み
などで起こります。
突然の鋭い痛みと荷重が困難になることが特徴です。
無理をしてしまうと、骨癒合不全になることがあるため要注意です。
②疲労骨折
疲労骨折は、急性の骨折とは異なり、小さな負荷の繰り返しによって、徐々に骨にヒビが入る状態です。
・オーバーワーク
・体の使い方
・ルルベやポワントの動作が多い振付け
などが原因となることが多い骨折です。
初期の段階では踊れる程度の痛みが、徐々に強くなるのが特徴で、気づいたらときには悪化させてしまっているということがよくあります。
完全骨折になっているケースもあります。
押すと圧痛があるのも特徴です。
③種子骨炎
種子骨炎が原因で種子骨障害に進行することがあります。
種子骨炎は、骨そのものではなく、周囲の組織が炎症を起こしている状態です。
・過剰な圧迫・摩擦
・母趾の使いすぎ
・足底筋群のアンバランス
などが原因になることが多く、ジンジンするという鈍い痛みが特徴です。
動き始めや練習後に痛みが出やすくなります。
軽視されやすいですが、無理を続けると疲労骨折へ移行することがあります。
④分裂種子骨
種子骨は、通常1つの塊ですが、2つ以上に分かれて存在しているものを分裂種子骨といいます。
実は、生まれつき分かれている人もいて、分裂種子骨自体は珍しいものではありません。
しかし、ダンサーは、この分かれている隙間にストレスが集中することで、痛みが出ることが多くなります。
・圧迫
・せん断(ズレる力)
・ターンアウトによる回旋ストレス
などによって、日常的には問題ない人でも、長時間のリハーサルなどによって一気に症状が出ることがあります。
・母趾の一点がピンポイントで痛い
・押すとズキっとする
・同じ動きで痛い
・片足だけ痛い(両足にある場合は両足が痛むことも)
といった痛みの特徴があります。
また、生まれつきではなく、疲労骨折などが進行して分裂種子骨となることもあります。
ダンサーの場合、後天的に起こることも考えられます。
⑤骨壊死
骨壊死とは、血流障害により骨の一部が壊死してしまう状態です。
・長期の圧迫ストレス
・回復不足
・血流低下
などで起こることがあります。
頻度としては多くはありませんが、単なる炎症や骨折とは違い、「回復の質」が変わってしまうため、見逃してはいけない障害です。
もともと種子骨周囲は血流供給が乏しい部分です。
深く重い痛みや、安静時にも痛むことがあり、だんだん悪化している場合は、注意が必要です。
種子骨障害の原因
①母趾で立ちすぎ
小指側に体重が流れてはいけないという意識から、過度に母趾に体重をかけてしまっていることがあります。
本来、第2趾が中心となるように、母趾と第2趾の荷重は分散させなければいけないところを、母趾だけに乗ってしまっていると、種子骨に負荷が集中することになります。
このような使い方は、内側アーチの低下にも繋がります。
アーチが落ちると、足裏のクッション機能が低下するため、種子骨に直接ストレスがかかりやすくなります。
②ターンアウトの代償

股関節からターンアウトができていないと、下の方で無理やりポジションを作ることになり、母趾が捻れてしまいます。
母趾が外側に引っ張られることで、種子骨がズレてしまい、種子骨炎の原因となります。
足先だけでのターンアウトは、種子骨に「圧迫+捻れ」のストレスをかけることになります。
常にそのような使い方をしていると、徐々にストレスが蓄積して、気づいたときには悪化してしまっていることもあります。
③シューズが合っていない

硬すぎるトゥシューズや、逆に柔らかすぎるトゥシューズを履いていると、圧迫ストレスや衝撃のコントロール不足によって足に負担がかかりやすくなります。
また、硬さだけでなく、ボックスの型が足に合っていない場合も問題となります。
ボックスが狭すぎると、母趾が押し込まれ、種子骨に圧が集中します。
広すぎると、今度はトゥシューズの中で足が動いてしまい、不安定になるため、種子骨の負担が増えることになります。
まとめ
母趾球の痛みを訴えるダンサーは少なくありません。
初期であれば、体の使い方を見直すことで改善されますが、障害が酷くなってしまうと、痛みのコントロールが難しくなります。
踊れるからといって軽視せず、適切な対策をしましょう。
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