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成長期の踵の痛み

こんにちは。

やまぐちスポーツ整骨院です。

 

成長期の子どもたちがよく訴える痛みのひとつに、「踵の痛み」があります。

 

この時期は、一気に練習量が増えることも多いですが、身体は成長過程のため非常にデリケートな時期でもあります。

 

踊りたいのに痛みがあって踊れない・・・という悩みを抱えるダンサーも少なくありません。

 

よく言われるのが「成長痛」といわれるものですが、成長痛だからそのうち治るだろうといって、無理を重ねてしまうと、痛みが長引いたり、二次障害を引き起こしてしまうリスクがあります。

 

 

本日は、成長の踵の痛みについて、詳しく解説していきます。

 

 

シーバー病

バレエやダンス、スポーツをする子どもたちに多い足の痛みのひとつに、「シーバー病」というものがあります。

踵骨骨端症」ともいわれる疾患で、アキレス腱が踵の骨を引っ張ることで踵に痛みが出ます。

 

発症年齢は8〜13歳頃の成長期の子が中心です。

 

成長期の骨には、骨端線という成長軟骨があります。

踵にもこの軟骨部分があり、骨の成長とともに徐々に硬い骨へと変化していきます。

 

しかし、この時期の踵骨はまだ未熟で、完全に骨化していないため、アキレス腱からの強い引っ張りや、地面からの衝撃に耐えにくい状態です。

 

その結果、踵に強いストレスが加わることで、骨端線の部分が炎症を起こし、痛みや腫れといった症状が出ます。

 

 

シーバー病の症状

 

主に踵の痛みですが、

 

・踵の後方や下部に痛みがある

・踵を押すと強く痛む(圧痛)

・ルルヴェやジャンプで痛みが増す

・朝の一歩目が特に痛い

・踵をつけて歩けない

 

といった訴えが多いです。

 

骨の成長のスピードが、筋肉や腱の伸長性に追いついていないため、このような症状が生じます。

 

 

放っておいても大丈夫?

多くの場合、シーバー病は成長とともに自然に治る傾向があります。

成長線が閉じ、踵骨が強く丈夫な骨になれば炎症は起こりにくくなります。

 

しかし、だからといって痛みを無視していいというわけではありません。

病院に行っても、「成長痛だから仕方がない」と言われたという声も聞きますが、ここで無理をしてしまっては、さまざまな障害を引き起こす可能性があります。

 

たとえば、

 

・踵の骨に骨棘ができる

・可動域制限

・足首の動きの悪化

 

などが生じるリスクが高まります。

 

また、痛みを庇うために歩行が不安定になり、股関節や膝、腰などを痛めることにも繋がりかねません。

 

痛みで足を庇うことで、軸がブレてしまい、思うように踊れないということもあると思います。

 

 

成長期の踵の痛みの対策

①周りの筋肉をリリースする

引っ張られているところをリリースすることで、負担が減り痛み軽減に繋がります。

ただし、ストレッチをしてしまうと、もともと引っ張られて痛いところに、さらに牽引力がかかり、余計に痛みが強くなってしまうことがあります。

リリースで、引っ張る力を緩めてあげるのが大切です。

 

アキレス腱付着部周辺足底筋膜ヒラメ筋腓腹筋後脛骨筋などのリリースが効果的です。

 

 

②練習の調整

練習量を抑えたり、痛みが出やすいルルベやジャンプを避けるようにして、調整しましょう。

なるべく痛みが出ない範囲で行うことが必要な期間です。

とくに痛みが強い日は、見学するなどして、無理をしないようにしましょう。

 

成長期の身体は非常にデリケートなため、この時期の練習の仕方は非常に重要です。

あとあと、痛みが残らないよう、先生とも相談しながら進めていきましょう。

 

 

③できるトレーニングをする

 

踵に負荷をかけずにできるトレーニングはたくさんあります。

もしかすると、他が弱くて踵に負担がかかりすぎているということも考えられます。

 

その状態では、成長が終わったとしても、また同じような痛みが出てしまうこともあります。

 

ターンアウトが弱く、足首を捻っていたり、土踏まずが落ちていることはありませんか?

骨盤は正しく保たれていますか?

 

自分の中で弱いところをトレーニングして、身体全体のアライメントを良くすることで、過度な負荷がかかりにくくなります。

 

踊れないからと諦めず、できることをコツコツ続けましょう。

 

 

④睡眠と食事

 

成長期の子どもたちにとって、十分な睡眠バランスの取れた食事は、非常に重要です。

この時期に、どちらかひとつでも欠けてしまうと、成長に支障が出ます。

 

成長期は伸び盛りであるため、夜遅くまで練習をすることもあると思いますが、それによって睡眠不足になっている子も少なくありません。

 

成長には睡眠が大きな役割をしているため、それを削ってまで練習することは、プラスよりマイナスの方が多いように感じます。

 

また、同様に、この時期には体型に変化がある時期でもあります。

変化があるのは当然なのですが、バレエをしている子どもたちは、必要以上に気にしてしまうことも多いです。

そして、無理な食事制限などをしてしまう子もいます。

 

しかし、この時期の食事制限は本当に危険です。

体調面だけでなく精神面でも影響を及ぼす危険もあるため、なるべく栄養バランスの取れた食事をするよう心がけましょう。

 

また、しっかり睡眠と食事をとることで、早期回復も期待できます。

 

 

まとめ

成長期には、今回ご紹介した「シーバー病」だけでなく、筋力の未熟さによる痛みなど、痛みが出やすい時期でもあります。

きちんと症状の状態や原因を見極め、適切な対応をすることが、後々のバレエ人生にも大切になります。

 

成長痛と言われたからと我慢するのではなく、適した対処をすることで、その期間を有効に使うことが可能になります。

 

 

やまぐちスポーツ整骨院は、大阪市谷町四丁目駅と東大阪市弥刀駅に2院ございます。

月に数回、東京出張も行っておりますので、お悩みごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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