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ルルベやポワントで親指が痛い②

こんにちは。

やまぐちスポーツ整骨院です。

 

本日は「ルルベやポワントのときに親指が痛い」という問題について、また別の原因についてみていきたいと思います。

 

前回の記事をご覧になっていない方は、こちらも合わせてご覧ください。

 

ルルベやポワントで親指が痛い

 

 

バレエでは、指を「伸ばす」「反らす」という動きがうまくできることが、足のコントロールにとって重要になります。

 

しかし、この動きに問題があったり、全部の指がうまく使えていない場合、さまざまな問題が生じてきます。

 

そのひとつが、「親指が痛い」という問題です。

親指が痛いといっても、裏側なのか、甲側なのか、それとも先なのかなどいろいろとありますが、今回は甲側が痛いときに考えられる原因についてみていきましょう。

 

 

長母趾伸筋炎

 

親指の足の甲側には、「長母趾伸筋」という筋肉があります。

この筋肉は、すねの前側から始まり、足の甲を通って親指の先端の骨に付着する細長い筋肉です。

長母趾伸筋は、細い筋肉で、末端が腱になっています。

 

この筋肉の主な働きは、親指を反らせることです。

この筋肉が炎症を起こすと、

 

足の甲の中央から親指の付け根あたりの圧痛

・親指を曲げると痛い

・甲の違和感

・カクカクと音が鳴る

特にルルベやポワントで痛い

 

といった症状が出ます。

 

それでは、なぜ「長母趾伸筋」に炎症が起きるのでしょうか。

具体的な原因をみていきましょう。

 

 

バレエ動作での原因

 

①親指に体重がかかりすぎている

 

プリエで土踏まずが落ちたり、ルルベで親指側に体重が乗りすぎている方は要注意です。

 

たとえば、アテールからルルベに上がるとき、または下りるときに、親指側に体重がかたよっていると、「長母趾伸筋腱」に摩擦が生じます。

この摩擦が繰り返し起きることで、腱鞘炎のような状態になります。

 

親指側だけで床を押してしまう癖があると、慢性的な痛みの原因になります。

 
 

②曲げる筋と伸ばす筋のアンバランス

 

バレエではつま先を伸ばすことに注力されがちですが、つま先を伸ばすときには「長母趾屈筋」が使われます。

このとき、「長母趾伸筋」は逆に伸びて引っ張られた状態になります。

 

2つの拮抗筋がバランスよく使われていればよいのですが、つま先を伸ばすことばかりに一生懸命になってしまうと、バランスが崩れてしまいます。

 

長母趾伸筋が常に引っ張られ、緊張した状態が続くと、痛みを引き起こす原因となります。

 

また、この2つの筋肉は相関関係にあるため、「長母趾屈筋」を痛めたことによって、それを庇うために「長母趾伸筋」にも負担がかかってくるということも考えられます。

 

 

③ルルベの不安定性

 

ルルベがぐらつくと、長母趾伸筋腱に摩擦が生じます。

常にルルベが安定せずぐらいていると、摩擦が繰り返されることとなり、腱に炎症が起きます。

 

また、ルルベだけでなく、アテールのときにも、足首がグラグラしている人は危険です。

足首がグラグラするということは、足関節がローリングしているということであり、その度に腱が擦れたり、テンションがかかったりということが起きています。

 

これを日常的に繰り返すと、腱鞘炎になる可能性が出てきます。

 

 

④トゥシューズや普段の靴が合っていない

 

 

長母趾伸筋腱は、摩擦によって炎症が起きやすい部分です。

内部で摩擦が起きること以外にも、履いているものとの摩擦によっても炎症が起きることがあります。

 

トゥシューズの引き紐を絞めすぎていたり、ボックス部分が硬すぎることで、長母趾伸筋腱に摩擦が生じているケースがあります。

 

また、普段履いている靴が硬すぎたりすると、蹴り出すときに長母趾伸筋にあってしまうということもあります。

 

 

④浮き指

浮き指とは、足の指が常に地面から浮いてしまっていることをいいます。

浮き指になっているということは、足の指が反った状態にあるということです。

つまり、常に長母趾伸筋を使い続けてしまっているということになります。

 

長母趾伸筋にテンションがかかり続けることで、負担が大きくなり、炎症へと進行するリスクが高まります。

 

 

長母趾伸筋は、バレエにおいて非常に大切な役割をしていますが、過度に使われたり、摩擦が生じることで、親指だけでなく、さまざまな障害が起きる可能性があります。

 

このようなお悩みをなくすためにも、普段から気をつけるポイントをご紹介します。

 

 

 

 

長母趾伸筋炎のリスクを減らすには

 

①小指側も意識する

長母趾伸筋炎では、親指側を過度に使ってしまっているというパターンが多いです。

そのため、アテールやルルベのとき、小指側にもしっかり意識があるように心がけましょう。

 

小指が浮いてしまてっていないか、土踏まずが潰れてしまっていないかなどが注意するポイントになります。

 

また、アテールで均等に使えていても、ルルベに上がっていくときに親指側に乗ってしまっていくという方もいます。

 

その際には、きちんとアンデオールが保たれているかチェックしてみてください。

アンデオールする筋肉が抜けて、股関節が内側に回っていくと、親指側に体重が乗ってしまいます。

 

 

②足裏の内在筋の強化

足の痛みを減らすには、足のコントロールができるようになることが必須です。

内在筋は、外在筋に比べて使いづらい筋肉のため、意識して鍛える必要があります。

 

足裏の筋肉、足指一本一本の筋肉を、それぞれ強化することで、足首が安定し、ブレが少なくなります。

 

地味なトレーニングですが、続けることで徐々に変化を感じられるはずです。

 

足裏がコントロールできるようになると、足首も安定し、余計なテンションがかかることも減ります。

 

 

③脛の前側を緩める

長母趾伸筋は脛の前側を通っているため、脛が緊張していると、それに繋がる親指が痛くなるということがあります。

 

自分でも気づかない間に前の脛が張っているという方は意外と多いので、親指側の甲が痛いなというときには、前脛が張っていないかチェックしてみましょう。

 

 

 

④靴の見直し

スニーカーやトゥシューズなど、普段履いているものの見直しをしましょう。

もしかすると、履いているものが炎症を悪化させている可能性もあります。

靴を変えるだけで痛みが軽減するといったこともあります。

 

長く踊りつづけるためには、履く物には十分注意しましょう。

 

 

本日は、「ルルベやポワントで親指が痛い」ことに対する原因と対策をご紹介しました。

 

痛みが出るときは、必ずなにか原因があるので、それを無視せず、身体の声を聞くようにしてあげましょう。

 

やまぐちスポーツ整骨院は、大阪市谷町四丁目駅と、東大阪市弥刀駅に2院ございます。

谷町四丁目院では、夜の時間帯のご相談も承っております。

また、月に数回東京出張もおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

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