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ピルエット上達のための意外なポイント?

こんにちは。

やまぐちスポーツ整骨院です。

 

バレエでは、さまざまなテクニックがありますが、その中でも「ピルエット」の上達に悩む方は多いのではないでしょうか?

 

本日は、ピルエットが苦手という方に向けて、ちょっと意外な視点からのアプローチをお伝えしたいと思います。

 

みなさんは、ピルエットがうまくいかないとき、どんな練習をしますか?

 

・軸脚に乗る

・顔をつける

・ルティレでのバランス

・4分の1ずつ回る

 

といった練習は、すでにたくさんしてるのではないでしょうか。

こういった練習は、基礎的な部分であり、もちろんとても大切です。

 

しかし、いくら頑張ってもうまくいかない・・・

 

そんなときに試してほしいことがあります。

 

それは、「三半規管を鍛える」ということです。

 

バレエの技術の練習なのに、三半規管?と思った方もいらっしゃると思いますが、実はこの三半規管は、ピルエットにおいて重要な役割を担っています。

 

 

そもそも、三半規管と聞いて、何をイメージしますか?

よく、三半規管が弱いと乗り物酔いをしやすいなどと言われますよね。

 

まずは、三半規管がどういったものなのかをみていきましょう。

 

 

三半規管とは?

三半規管は、耳の奥にある 平衡感覚をつかさどる器官 のひとつです。
人の体の「バランス感覚」や「空間認知」を支える、非常に大切な構造です。

 

三半規管は、3つの半円形の管でできています。

それぞれ、水平垂直前後の3つの方向に配置されていて、あらゆる回転運動を察知します。

 

管の中は、リンパ液で満たされていて、頭が動くとこのリンパ液が流れて、センサーを刺激します。

 

これによって、頭がどの方向にどれくらい動いたかを脳に伝えるのです。

 

 

三半規管の働き

①回転運動の察知

 

三半規管は、頭を振ったり、頷いたり、傾けたりといった、頭の回転を察知します。

三半規管を通して、刺激の強さや回転方向が脳に伝わり、頭がどの方向にどれくらい回ったかを把握することができます。

 

 

②姿勢やバランスの保持

三半規管の情報は、視覚、筋肉、足裏からの情報と統合され、体の傾きを修正し、まっすぐに保つように働きます。

 

たとえば、つまずいたときに、脚が無意識に前に出るのも、転けないようにバランスを取ろうとする三半規管の役割です。

 

 

③眼球の安定

三半規管は、眼の動きとも直結しています。

頭が動くと、景色がブレないように眼が反射的に反対方向に動きます。

これを前庭眼反射といいます。

 

走ったり、電車の中でも文字が読めるのは、この前庭眼反射のおかげです。

 

これが、ピルエットのスポッティングにも繋がります。

 

 

④自律神経への影響

 

三半規管に異常が起きると、めまい吐き気や動悸などが起こります。

三半規管から脳へ送られる情報が誤作動を起こすと、脳は姿勢や動きを誤認識し、「揺れている」「回っている」といった錯覚を生み出してしまいます。

 

三半規管と自律神経は連動しているため、三半規管のトラブルによって平衡感覚障害が起こると、自律神経にも影響を与えます。

 

 

 

このように、三半規管は、「平衡感覚」に大きく影響していることがわかると思います。

ピルエットにおいての三半規管の重要性が少しずつイメージできてきたでしょうか?

 

ピルエットでは「平衡感覚」が重要となります。

より詳しくみていきましょう。

 

 

 

ピルエットと三半規管の関係

 

ピルエットは、頭が高速で回転するため、三半規管が強く刺激されます。

 

ここで三半規管が弱いと、めまいやふらつきが大きくなり、「目が回る」「バランスが取れない」といった現象が起きます。

 

ピルエットの恐怖心が消えない・・・という方は、このバランス感覚が崩れることによるヒヤっと感ではないかと思います。

 

それを克服するには、まず三半規管を鍛えて、頭の回転や加速度を認知できる必要があります。

三半規管を鍛えるというのは、刺激に慣れるということです。

 

ピルエットでなくても、ぐるぐる回ることで、「脳がこの刺激は危険ではない」と学習します。

そうすると、ふらつきがへり、平衡感覚が良くなります。

 

 

また、三半規管に加えて、視覚感覚の強化も大切です。

それがピルエットでのスポッティングです。

 

 

回転が得意なダンサーは、このスポッティングによるブレの補正が上手です。

 

三半規管と眼球運動が連動し、景色がブレないようにする反射を前庭眼反射というとお話しましたが、これがスポッティングに繋がります。

 

回転中に視線を一点に戻すことで、三半規管からの「回転している」という情報を視覚情報によってリセットするのです。

 

また、回転中に、景色が流れすぎないのも、この視覚情報を駆使しているためです。

 

 

三半規管は常に視覚と連携しているため、結果的に統合能力が高まり、バランス感覚が強化されます。

 

 

 

三半規管のトレーニング

三半規管を鍛えるトレーニングをいくつかご紹介します。

 

まず一つ目は、目を閉じて片足立ちをします。

余裕という方は、そのまま頭を上下や左右に振ってみましょう。

 

また、バランスディスクやクッションの上で片足立ちになるのも良いトレーニングです。

三半規管と足裏感覚が同時に鍛えられます。

 

 

次に、一点を見つめながら、頭を上下左右や斜めに動かします。

これは、目と平衡感覚の協調性を強化するためのトレーニングです。

 

体は動いているけれど目は安定している」という感覚をつくることで、ピルエットの安定に繋がります。

 

 

これらは一例ですが、三半規管を強くするには、不安定な環境下でのバランス練習や、視線と頭の協調の練習が効果的です。

 

 

 

まとめ

バレエを踊る上で、三半規管は非常に重要な役割をしています。

三半規管の刺激に慣れることは、今回お話したピルエットだけでなく、たとえば舞台に立ったときの空間認知力にも繋がります。

 

また、ピルエット後にすぐに次の動作に移るといった切り替えも早くなります。

 

 

少しの刺激を入れるだけで、感覚が変わると思いますので、ぜひ一度試してみてください。

 

 

 

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