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バレエダンサーの外反母趾

こんにちは。

 

やまぐちスポーツ整骨院です。

 

バレエを長年やっている人に多いお悩みが、「外反母趾」です。

 

他のジャンルのダンスや、スポーツも含めても圧倒的にバレエダンサーに多い印象があります。

 

バレエは、それだけ足先を駆使するものであると言えます。

 

 

しかし、「外反母趾」は重度になってくると、日常生活にも支障が出るほどの痛みがあらわれます。

また、とくにトゥシューズを履いたときの痛みはかなり厳しいものです。

 

それもそのはず、トゥシューズでは骨の一番出っ張っている部分に、ちょうどトゥシューズの硬い部分が当たるのですから、痛いに決まっていますよね。

 

本日は、そんな「外反母趾」について、なぜ外反母趾になってしまうのか、そして予防と対策についてもみていきたいと思います。

 

 

 

バレエダンサーが外反母趾になりやすい原因

 

 

①無理なターンアウト

 

 

1番ポジションを例に考えてみましょう。

 

1番ポジションでは、足先が180度開くのが理想とされていますよね。

 

しかし、ここでよくあるのが、まだ股関節や骨盤の使い方が正確にできていない時期から、形だけの1番ポジションを作ってしまうというものです。

 

これは、股関節や膝に対して、足首を異常に捻ってしまっている状態です。

 

膝は前を向いているにもかかわらず、足首を180度開いてしまうと、足首が捻れてしまうのがわかりますか?

 

この状態でレッスンを続けると、足首は過回内になっていきます。過回内とは、足首が内側へ倒れこんでしまう状態のことです。

土踏まずが落ちてしまい、母趾が回内すると共に、小指側へ外反してしまいます。

この状態をレッスンの度に繰り返すことで、やがて骨が変形していってしまいます。

 

見せかけのターンアウトは危険です。

ターンアウトについてはこちらの記事をお読みくだだい。

 

 

ターンアウトが苦手な人へ

 

 

 

②トゥシューズを履く時期が早すぎる

 

世界的にみても、日本ではトゥシューズを履き始める年齢が早めです。

早いところでは、小学3、4年生から履いているところもあるようです。

 

床を押す力、体を支える筋力、体幹など、まだトゥシューズを履ける基準まで達していないにもかかわらず、トゥシューズを履いてしまうと、足の指がうまく使えず、負担がかかってしまいます。

 

ましては、小学生の骨はまだ柔らかいため、変形しやすいです。

 

また、トゥシューズを履き始めてすぐにヴァリエーションなどの踊りの練習をするのも危険です。

 

まずは、ゆっくりと立つ練習から始め、きちんと足の指を感じられるような練習をしましょう。

 

 

バレエの女の子の足元

 

 

③骨盤が前傾している

 

いわゆる「出っ尻」という立ち方です。

 

腰が引けて、お尻が出てしまっている状態です。

 

この立ち方では、股関節がうまくターンアウトできず、ターンインの方向になってしまいます。

 

そうすると、足首が頑張るしかありません。

足首を捻ることで、無理やりターンアウトの形をとったとしても、やはりこれも見せかけのターンアウトでしかありません。

 

できるだけ、骨盤は正しい位置を意識し、足首が倒れてしまっていないかチェックしてみましょう。

 

 

すでに痛みがある場合にできること

 

 

①テーピングを利用する

 

外反母趾の場合、足のアーチがなくなってしまっている場合が多いです。

 

そのアーチを補助するような形でテーピングをすることで、正しい位置で立ちやすくなります。

 

レッスン中だけでなく、普段からサポートしてあげることも効果的です。

 

 

 

②足裏の筋肉を鍛える

 

 

外反母趾の場合、足裏の筋肉にスイッチが入りづらい状態になっています。

 

レッスン前に足裏の内在筋のトレーニングを入れることで、立ったときに足裏の感覚がわかりやすくなります。

 

床を押して立つ感覚がわからないという場合も、足裏の内在筋が弱いことが多いです。

 

地味なトレーニングですが、毎日少しずつ行うことで、立ち方が改善されるはずです。

 

トゥシューズの足元

 

 

 

③自分に合ったトゥシューズを履く

 

 

外反母趾に悩む人は、トゥシューズを履き始めた頃から増えます。

 

幅やサイズが自分に合っていないトゥシューズを履き続けてしまうと、骨が変形する原因となってしまいます。

 

見た目が美しいからといって、先の細いトゥシューズを選ぶのではなく、自分に合ったトゥシューズを選びましょう。

 

また、成長期は足サイズの変化が早い時期です。

 

この時期に、もったいないからといってきついトゥシューズを履き続けてしまうと、骨の変形や、足の指を丸めて使う癖がついてしまいます。

 

これはトゥシューズだけにかかわらず、バレエシューズにおいても同じことがいえます。

 

また、成長期は足の形が良い意味でも変わりやすい時期です。

ずっと履いているトゥシューズが、なぜか最近合わなくなった気がするなどという場合は、もしかしたら足の形が変化しているのかもしれません。

 

 

みなさん自分に合ったシューズを選べていますか?

 

自分でわからない場合は、シューフィッティングしてもらえるところに行ってみても良いと思います。

今より履きやすいと思えるシューズに出会えるかもしれません。

 

 

 

④トゥセパレーターを使う

 

母趾と第二指の間に入れるゲル状のセパレーターです。

 

外反母趾の痛み軽減のために使っているダンサーも多いです。

 

痛み軽減だけでなく、外反母趾予防や、足の指を感じやすいように使っている人もいます。

 

母趾の変形を矯正することで、床を押す感覚が得やすくなったり、足の指も使いやすくなります。

 

バレエ用品店やネットでも手に入れられるので、外反母趾でお悩みの方は一度試してみる価値があると思います。

 

 

 

⑤疼痛の治療

 

予防や対策をおこなっても、痛みが消えないという方は、まずは専門家の治療を受けることをおすすめします。

すでに骨の変形がある場合は、矯正するにも時間がかかります。

でもダンサーが踊らなければならない・・・

 

そういったときには、疼痛を抑える効果のある治療を試してみてください。

当院は、数多くのダンサーの方にご来院いただいており、「外反母趾」にも対応しております。

 

少しでもみなさんが痛みなく踊れるよう、全力でサポートさせていただきます。

 

 

 

バレエ整体ならやまぐち整骨院グループへ

 

やまぐち整骨院東大阪弥刀院:近鉄線弥刀駅徒歩5分

やまぐち整骨院谷町四丁目院:谷町四丁目駅4番出口徒歩1分

やまぐちスポーツ整体院:谷町四丁目駅4番出口徒歩1分(谷町四丁目院同じビルの4階)

 

全院、微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」ハイトーン機器「ハイチャージ」を完備。

微弱電流機器は我々が触診では確認できない体内の電気信号を機器自体が読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことが出来ます。

 

ハイトーン機器は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。

 

これらの機器を使用することでストレスのたまりにくい身体づくり、予防も可能となります。


更に必要に応じてスポーツストレッチ、運動療法、トレーニングなど機能改善の施術も行っております。
日頃のメンテナンスとしてもご利用ください。


症状によって来院回数、期間は異なりますので、お気軽にお問い合わせ下さいね。

 

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やまぐち整骨院では数あるスポーツの中でも特に「バレエダンサー」のサポートに力を入れています。

 

当院のバレエ整体(スポーツ整体)の特徴は、

 

①あなたのお悩みに合ったオーダーメイドの施術プラン
②身体の仕組みをわかりやすく解説
③触診ではわからない体の問題点を最新の機器を用いて明らかにし根本的解決

 

ぜひやまぐち整骨院グループにお越しくだのさい。

 

 

バレエ整体を詳しく知るにはこちら

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