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音楽家の不調

 

音楽にはクラシック・ポップス・ジャズ・邦楽など・様々なジャンルがありますが、今回はクラシックについてお話しようと

 

思います。

 

日本では、縄文時代からすでに音楽が始まっていましたが、5世紀から8世紀にかけて朝鮮半島・中国から音楽を取り入れた

 

ことからさまざまなジャンルの音楽がはじまりました。

 

まず、平安時代に遣唐使を廃止して国風文化が栄えていた頃、外来音楽を組み込んだ雅楽が成立し、宮廷音楽が盛んになりました。

 

その後、鎌倉時代・室町時代には猿楽が始まり、能・狂言に発展した。江戸時代でも日本固有の音楽が発達し

 

俗学(浄瑠璃・地唄・長唄・箏曲など)に発展した。明治時代以降は、音楽において西洋化や大衆化が進み

 

西洋音楽の歌曲やピアノ曲が作曲されました。

バイオリンを弾く女性

 

クラシックの音楽とはバロック音楽・古典派音楽・ロマン派音楽に当たる1550年~1900年頃のヨーロッパを中心とした

 

西洋音楽のことを指します。

 

特にドイツとオーストリアは偉大な作曲家を排出しており、クラシックの原点ともいえる国です。クラシックというと敷居が高く

 

感じますが、ベートーベン・ショパン・モーツァルトなどはテレビCMなどでもよく使用されており、聞いたことある曲が

 

あるでしょう。クラシック音楽にはピアノ・バイオリン・フルート・トランペット等の色々な楽器や声楽(歌)がありますが

 

今回は皆さんが1番馴染みのあるピアノをとりあげていこうと思います。

 

ピアノは子どもの習い事でも人気があり、一番身近な楽器ですよね。ピアノはクリストフォリが制作したピアノの原型である

 

チェンバロから強弱(ピアノフォルテ)を持つチェンバロに由来し、短縮されたもので、「ピアノフォルテ」と呼ばれそれを略して

 

ピアノと呼ばれています。身近な楽器ではありますが、楽譜を読んで弾けるようになるには、沢山の練習が必要になってきます。

 

最初は音符を覚えたりリズム練習したりするところから始まり、短い曲の内は1日30分くらい家で練習し、レッスン日に

 

先生に弾けるようになった曲を聴いてもらい、音の間違いや弾き方、表現の仕方などを教えてもらいます。

 

段々と上達し、曲が難しく長くなってくると、練習時間は12時間、3時間と長い時間が必要となり、音楽高校や音楽大学を

 

目指す頃には1日5時間~8時間練習される方もおられます。そして長い時間練習するようになった頃には様々な不調が

 

でてきているでしょう。

 

首・肩・腕・手と色んな所にでてきます。では、どんな不調があるのかみていきましょう。

ピアノを弾く女性

・腱鞘炎

腱鞘炎とは、骨と筋肉をつないで指や手首の曲げ伸ばしを可能にしている腱が太くなったり、腱を包むように収めている腱鞘が

 

硬く厚くなったりして、腱と腱鞘がこすれ合うようになり、炎症が生じるものです。

 

(原因)

手や指の使い過ぎ、手や指を酷使する人や筋力の弱い女性の発症も多いです。

 

(症状)

・指の曲げ伸ばしをスムーズにできない

・手のひら側の指の付け根の痛みや腫れ・熱感

・指のこわばり、動かしにくさがある

・指の曲げ伸ばしの際に引っ掛かりがある

・手首を動かしづらい・回しづらい

などの症状があります。

 

ピアノのを弾いた時にこんな症状はないでしょうか?

・指が思うように動かない

・オクターブ弾く時に指が開かない

・オクターブを弾くと手首が痛い

・指を曲げ伸ばしすると関節がガクガクしてしまう

といった症状はありませんか?

 

これらの症状は、すでに指や手首の不調が起きているという事です。

 

手が痛い

・手根管症候群

手根管症候群とは、正中神経が手首(手関節)にある手根管というトンネル内で圧迫された状態です。そこに手首の運動が加わり

 

手根管症候群を生じます。

 

手根管は手関節部にある手根管と横手根靭帯(屈筋支帯)で囲まれた伸び縮みできないトンネルで、その中を1本の正中神経と

 

9本の腱が滑膜性の腱鞘を伴って走行していますが、手の使い過ぎなどが影響してこの部分で神経が痛むことで、指先に痺れが

 

きたりする病気です。

 

(症状)

手のひらから、親指・人差し指・中指・薬指半分の痺れがおこります。痺れは朝方に強かったり、手を使うことで強く

 

なりやすく、手を振ると少し楽になるのが特徴です。

 

(原因)

特発性のものが多く、原因不明とされています。妊娠・出産期の女性が多く生じるのが特徴です。

 

そのほか、手の使い過ぎの人などに生じます。

 

 

・フォーカスジストニア

フォーカスジストニアは局所性ジストニアとも呼ばれ、いつもできていた動きが突然できなくなり、日常性生活では

 

問題ないのにある状況においてその動きだけができなくなってしまう状態をいいます。

 

(原因)

色々な職業・動きでみられますが、特に正確で繊細な動きと感性が必要とされる音楽家の方には起こる頻度が高いと感じます。

 

交感神経が過剰に働いているケースが多く、交感神経は強くなると身体が常に緊張モードになり、症状を強くします。

 

上記の他にも前腕の痛みや首・肩の痛みも多くみられます。

 

 

◎痛みがでたらできるだけ早く治療しましょう。

当院では、それぞれに応じた治療をし、早期回復に努めております。ぜひ1度ご相談ください。

 

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全院、微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」ハイトーン機器「ハイチャージ」を完備。

微弱電流機器は我々が触診では確認できない体内の電気信号を機器自体が読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことが出来ます。

ハイトーン機器は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。

これらの機器を使用することでストレスのたまりにくい身体づくり、予防も可能となります。


更に必要に応じてスポーツストレッチ、運動療法、トレーニングなど機能改善の施術も行っております。
日頃のメンテナンスとしてもご利用ください。
症状によって来院回数、期間は異なりますので、お気軽にお問い合わせ下さいね。

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