プロになるにはコンクールに出るべき?
こんにちは。
やまぐちスポーツ整骨院です。
ジュニアのみなさんにとって一大イベントである、ユースグランプリ日本予選がもうすぐ開催されますね。
年々レベルが高くなっている印象です。
そして、クラシックだけでなくコンテンポラリーのレベルも驚くくらい上がっています。
最近ではライブ配信もされるので、見る側としても楽しみです。
ユースグランプリを期に留学をして、そこからチャンスを掴んだプロのダンサーも多くいらっしゃいます。
ロシアで活躍する永久メイさんもその一人です。
今やユースグランプリは若いダンサーにとって、登竜門のような存在になっています。
みなさんは、コンクールに出たことがありましか?
また、プロになるにはやはりコンクールに出ることは必須なのでしょうか?
本日は、コンクールについてお話していきたいと思います。
コンクールに出ないとプロにはなれない?
今や日本国内だけでも、数えきれないほどのコンクールが毎月開催されています。
それだけコンクールに出る子供たちは増えています。
ではプロになりたいと思ったとき、コンクールに出ることは必須なのでしょうか?あるいは、コンクールで入賞すれば、プロになれるのでしょうか?
そんなことはありません。
コンクールに出なくてもプロとして活躍することはできますし、コンクールで入賞したからといってプロへの道が約束される訳ではありません。
なぜコンクールに出るの?
それでは、なぜこんなにも多くの子供たちやお教室がコンクールに出るのでしょうか。
出ることで得られることはたくさんあります。もちろん、コンクールが全てではないので、出られない状況にある人も、決して気を落とさないでくださいね。
メリット
1.具体的な目標ができることで上達する
コンクールは、自分の踊りが評価されます。これが発表会ともっとも違う点です。
コンクールに出るのであれば、やはり入賞したいと思いますよね。そして、その気持ちはモチベーションにもなると思います。少しでも上手になりたいと思い、緊張感を持って練習するのと、なんとなく日々練習しているのとでは差が出て当然です。
コンクールに出ることでそれだけバレエに向き合う時間が増え、それは確実にレベルアップに繋がると思います。
2.舞台経験が得られる
舞台に出た経験のある方ならみなさんわかると思いますが、スタジオで踊るのと舞台で踊るのとでは、全く違いますよね。
空間の広がりや照明、舞台の床などによって感覚は大きく変わります。そして本番は、お衣裳やメイク、さらにはお客さんが入ったりと、普段と違うことばかりです。
その中で、いかに自分の力を発揮できるかが大事になります。やはりそういった力は、舞台での経験でしか得られないものです。
発表会や舞台の数が限られている場合、コンクールに挑戦することで、その機会が得られます。
さらに、発表会ではなかなか一人で踊るという機会は少ないと思います。そういった面でも、勉強になることは多いでしょう。
3.精神的に強くなる
コンクールに出るということは、精神力が必要です。最大の力が発揮できるよう、自分をコントロールしなければなりません。どうやって緊張を良い状態に持っていくのか、また周りの空気に左右されずに自分に集中するのかなど、精神面でも鍛えられます。
またコンクールに出ることで、悔しい思いをすることもあると思います。本番で実力を出し切れなかった、決戦に進むことができなかった、また結果に落ち込んだりなどと、コンクールに出なければ味わうことのない感情をたくさん味わうことになると思います。
そのときは辛いかもしれませんが、それはそれだけ自分がバレエと向き合った証拠でもあります。そしてその悔しいという気持ちが、また次へのステップに繋がります。
向上心も生まれる環境だと思います。
4.留学のチャンスを得られる
コンクールによっては、海外のバレエ学校への留学許可やスカラーシップが付与されます。また留学だけでなく、講習会やサマースクールの参加権が与えられるコンクールも増えてきています。これは大変魅力的なポイントだと思います。
プロを目指す子にとって、大きなチャンスです。
実際、海外留学のチャンスを目的にコンクールにチャレンジしている人も多いと思います。
気をつけなければならないこと
このように、コンクールに出ることはさまざまなメリットがあります。
ただ、注意しなければならない点もいくつかあります。
まず、あまり小さい年齢からヴァリエーションばかりを練習することはおすすめできません。
まず小学生や中学生の間は、基礎に重点を置いてほしいと思います。その時間が十分に取れた上でコンクールに挑戦するのは良いと思います。テクニックには強くなりコンクールでは評価をされるようになったけど、基礎が弱いというのは残念ですよね。
同様に、まだ骨格がしっかりできていない早すぎる時期にトゥシューズでヴァリエーションを練習するということは、リスクが高いです。
正しくない使い方をしていると、この時期の骨が簡単に良くない形に成長してしまいます。
そして小さいうちについてしまった悪い癖というのは、大きくなってから矯正しようとしてもなかなか難しいです。
コンクールに出た方が良い時期というのは、ひとりひとり違います。周りが出ているからといって焦らず、今の自分にとって必要かどうかを見極めてください。
そしてもうひとつ、審査員によっても評価は変わるものだと思います。国によっても違う印象があります。ですので、コンクールに入賞することをゴールとせず、上達のための通過点としてコンクールを捉えるのが良いと思います。
今年のユースグランプリ日本予選は、10月13日〜20日まで尼崎のあましんアルカイックホールで開催されます。実際コンクールを観に行くのもとても勉強になると思います。
将来挑戦したいなと思っている人は、ぜひ自分の目で観て、いろんなことを感じてくださいね。
また、コンクールにでるとなると様々な課題が見つかると思います。
柔軟性やアライメントなどでお悩みの方など、当院でもサポートさせていただきますので、ぜひ一度ご来院ください。
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症状によって来院回数、期間は異なりますので、お気軽にお問い合わせ下さいね。
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