バレエと怪我
こんにちは。
やまぐちスポーツ整骨院です。
本日は「バレエダンサーと怪我」についてお話しようと思います。
この投稿をみていただいてる皆さんの中には、もしかするとすでに痛みを抱えていらっしゃる方もいるかもしれませんね。
今では美容バレエと呼ばれるものがあるように、健康の一貫としてバレエを始める方も多いバレエですが、やり方を間違えると怪我まっしぐらというくらいに、本来人間離れした動きが多いのがバレエです。
しかし、正しいやり方で自分に合った方法で踊れば、姿勢や筋肉の面、また感性の部分においても得られるものは多いでしょう。
バレエダンサーを目指す目指さないに関わらず、同じ踊るのであれば怪我や痛みがない方がもちろん良いですよね。
そこで今回は怪我が起こりやすい原因とその対策についてみていきたいと思います。
怪我の原因
1.オーバーワーク
これが最も多い原因ではないでしょうか。
たとえば、発表会前やコンクール前、プロの方であれば連日の舞台など、練習量が増えたときに起こりやすいのが怪我です。
身体の回復が追いついていないまま、繰り返し練習することで、どんどん疲労が蓄積され、本来なら動くはずのところが固まってしまっていたり、またその部分を代償して使うことで他のところに影響が出たりもします。
そして、疲労を感じるということはそれだけ集中力も欠けるということです。
集中力が欠けるというのは、バレエを踊る上で大変危険です。テクニック中はもちろんですが、ふと気を抜いた瞬間に捻挫したりということも起こりえます。
2.不適切なレッスン
これは小学生や中学生はとくに気をつけなければなりません。
たとえば、まだ筋肉が弱く骨も出来上がっていないうちから、過度の強度のレッスンをすることは危険です。
下手をすると骨格に影響が出てくる可能性もあります。せっかく美しくなりたいと思って始めたバレエで、O脚になったり、反り腰になったりしては悲しいですよね。
ですので、自分の年齢や筋力、そして精神面においても、レベルにあったレッスンを受ける必要があります。
正しいレッスンを受けることができれば、成長期であれば骨格すらバレエに適したものへと導くことが可能だと思います。
それくらいに成長期のレッスンの質というのは重要です。
そして、それがもし間違ったものである場合、年齢に関わらず、怪我に繋がる恐れがあります。
3.偏った練習
発表会やコンクールでヴァリエーションを踊るとなると、毎日毎日同じ動きを練習しますよね。
練習することで成長でき、自分と向き合うこともできるので、それ自体は決して悪いことではありません。
しかし、ヴァリエーションの練習のとき(ヴァリエーションのときだけでなく、普段のレッスンでもそうですが)、片方ばかり練習したりしていませんか?
たとえば右のピルエットばかり練習したり、踊りの中で右のアラベスクが出てくるからと、右のアラベスクばかり研究したり、、
だいたいの人は自分の得意な方があり、それ自体は普通のことなのですが、得意な方ばかり練習することはおすすめできません。
なぜなら、体に左右差が生まれてしまう可能性があるからです。
側湾症に繋がる可能性もでてきます。
4.自分の体に対する理解不足
ひとりひとり骨格、筋肉、体型は違います。もちろんこうなりたいと思って努力することは素晴らしいことですが、その努力が違った方向であれば、それは怪我に繋がってしまいます。
脚がアンデオールしやすい骨格の人もいれば、膝が伸びやすい伸びにくい、甲が出やすい出にくいなど、さまざまな骨格の人がいます。
自分に合った方法で努力すれば、必ず成果は得られると思います。
しかし、見よう見まねで間違った努力を重ねてしまうと、せずにすんだはずの怪我をしてしまう可能性もでてきてしまいます。
そうなってしまうと、本当にもったいなく悲しいことですよね。
ではできる限り怪我を避けるためにはどうしたらいいかを見ていきましょう。
怪我を防ぐために
1.クールダウンをしっかりする
みなさんは練習後のクールダウンはしっかりしていますか?
練習前は念入りにストレッチや筋トレをするけど、練習後はそのまま帰宅するという方も多いのではないでしょうか?
練習前のアップも大事ですが、それと同じくらい練習後のクールダウンも大切です。
練習でたくさん使った筋肉は、そのまま放置すれば動きにくくなってしまいます。
それが積もり積もって怪我にならないためにも、5分でもストレッチや軽いマッサージなどをするのがおすすめです。
湯船に浸かるのも筋肉がゆるむので、良いかもしれませんね。
またお風呂に入ることで副交感神経が優位になるので、リラックス効果も得られます。
レッスン後はシャワーで済ませず、湯船に浸かってみて、体の変化を感じてみてください。
2.食事と睡眠
これはもう言うまでもありませんが、人間の体は栄養と睡眠がうまく取れなければ回復できません。
忙しいときこそ、しっかり栄養補給をし、できるだけ早めの就寝を心がけることが大切です。
運動中に筋肉の回復をサポートするBCAAなどを取り入れるのもおすすめです。
また、レッスン後は消化に良いものを食べるなどして、睡眠の妨げにならないようにしがいですね。
とくに成長期の子供たちにとって、睡眠の質は身長などにも関わってくるため、大切にしたいところです。
睡眠不足が続くと、ぼーっとして集中力も散漫になり、レッスンの質が下がってしまいます。
そうなると、上達もできないですよね。
そうならないためにも、少し疲れているなと感じたときには積極的に休息を取りましょう。
ダンサーは真面目な方が多いので、休むのが怖いと思うかもしれませんが、少し休むことで効率が上がることもあります。
ときには休むということも恐れないでください。
3.自分の体を知る
これは少し現実的なお話になってしまいますが、骨格的に人それぞれここまでできるというのは違います。
たとえば、生まれつき膝がしなっている人もいれば、まっすぐな脚の人もいます。
まっすぐな脚の人が間違ったやり方で、脚をしならせることだけにフォーカスして、むやみやたらにストレッチをすれば、膝を痛めてしまうでしょう。
大切なのは、自分の持っているものを最大限使えるようにすることなのです。
理想に近づくために頑張ることはもちろん良いこですが、まず自分の体はどういう体で、どういったトレーニングの仕方が必要なのかということに目を向けてみてください。
どんな体、骨格であっても、それを最大限に使えている人の踊りは、魅力的なものですよ。
ダンサーにとって容姿は悩みのタネであることはよくわかります。
ですが自分の良いところに目を向けるのも、良い踊りに繋がっていくと思います。
そして自分の体がまだいまいちわからないという人は、積極的に専門家のアドバイスを聞くのも良いと思います。
その結果が自分の理想とするものでなかったとしても、そこから変えていけるかどうかは本人の気持ち次第です。
もし悩んでいる方は、いろんな視点から自分の体を知ることもひとつの策ではないでしょうか。
4.痛みが続く場合はできるだけ早く治療する
これは本当に大切なことなのですが、もし怪我をしてしまった場合は、出来るだけ早く対応をするべきです。
そこで休めないからといって治療を怠ってしまうと、もっと長期的あるいは大きな怪我に繋がる可能性があります。
騙し騙し踊ることで目の前の舞台はこなせるかもしれませんが、長い目で見たとき、はたしてそれが良いことなのでしょうか。
痛みが出ている期間が長ければ長いほど、治るまでの期間も長くなります。
そうならないためにも、痛みが出たときはまず体の声を聞いて、必要であれば治療をしましょう。
わたしたちも怪我や痛みにおいては、全力でサポートさせていただきます。
どうしてもこの舞台に出たい、発表会やコンクールが近いなどの希望にも、出来る限り寄り添っていきたいと思っております。
ダンサーにとって、痛みがあるというのは本当に辛いことです。
ひとりで悩まず、お気軽にお問い合わせくださいね。
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微弱電流機器は我々が触診では確認できない体内の電気信号を機器自体が読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことが出来ます。
ハイトーン機器は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。
これらの機器を使用することでストレスのたまりにくい身体づくり、予防も可能となります。
更に必要に応じてスポーツストレッチ、運動療法、トレーニングなど機能改善の施術も行っております。
日頃のメンテナンスとしてもご利用ください。
症状によって来院回数、期間は異なりますので、お気軽にお問い合わせ下さいね。
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