マラソン・ランニングによる怪我・スポーツ障害への施術(膝関節〜下腿部編)

前回のマラソンの怪我・スポーツ障害の内容は腰部~股関節についてお話しました。
今回の記事では引き続きマラソンによる怪我・スポーツ障害の膝関節~下腿部編のお話していきます。この部位では長距離のランニング・マラソンはもちろんですが短距離・跳躍などの陸上選手にも症状が頻発します。
2021年6月現在では陸上競技の高校インターハイ予選が全国で行われており、強度・質の高い練習が求められる中で怪我に悩まれている方もおられます。
膝関節~下腿部にかけての怪我は特に片足接地時の身体の前後左右の不安定性がポイントとなります。
そもそも不安定性が高い状態で走るということは筋肉により力づくで安定させていたことになります。これは身体の無駄な「りきみ」を生み出し質の悪い練習そしてパフォーマンス低下の原因にもなります。
現在抱えている怪我を治すということは身体のバランスを整えパフォーマンス向上にもつながります
その為に現在の自分の状態を分析してみましょう。
来院される方の年齢層、競技レベルは幅広く
中学・高校・大学の駅伝選手、一般ランナー、サブスリーランナー(フルマラソン3時間以内に完走走者)、
100キロマラソンランナー、実業団陸上部
などの方々に来て頂いております。

膝痛

膝関節は身体の中で最大の関節と言われており、方向転換の支点になることもあれば運動中の身体にかかる衝撃を和らげるクッションの役割も担う関節となります。


衝撃を受けやすく、股関節のように深い受け皿に骨のボールが入り込んでいるようなはまり方をしている関節ではない為、
衝撃を緩和したり膝の動きを円滑にするために関節内に「半月板」が存在し、関節内に「十字靱帯」、内・外側に「側副靱帯」が存在することで関節を安定させています。
そして膝関節にとって重要な組織に「膝蓋骨(膝のお皿)」が挙げられます。膝蓋骨は膝関節への前からの衝撃を防いだり、太ももの筋肉の緊張を円滑に膝関節に伝える役目があります。
膝関節だけでは体重・重力・衝撃の負荷には耐えられないためこれら強靭な組織が集まり保護しています。
ランニングによる膝関節の怪我は基本的に一部の組織に負担がかかり続けることで発生します。
例えばランニング中に右足を接地し、左が浮いている片足立ちの状態になった時に右の外側へ重心が傾いたとします。そうすると身体は外に倒れないよに右膝の内・外の筋肉を無理やり緊張させることで体勢を保ちます。
体勢を保ちながら前に進むためにさらに緊張することを繰り返すことで少しづつ膝に痛みが現れます。
特に膝関節痛でよくあるのがスピードを出せば痛みがマシになるというケース。これは治ったわけではなく、自転車もスピードが出れば安定感が出るように走るスピードを上げることで膝の安定感がマシになっているだけということです。
自分が走っているときに膝に捻じれる動きや、極端に左右に身体が揺れていないかなど動きの微妙な修正がいる部位となります。
膝痛を引き起こす原因と考えられるもの
・ランナー膝(腸脛靱帯炎)
・ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)
・鵞足炎
・タナ障害(滑膜ヒダ障害)
・半月板、十字靱帯、側副靱帯損傷
などがあります。
半月板や靱帯に関しては転倒や接触などがない限りランニングで痛めることはほとんどありません。
基本的には筋肉の炎症・腱炎がランナーの膝痛がほとんどを占めていると言われています。まずは自分の膝のどのあたりが痛いのかを把握し走っている動画を取って確認するなど身体の修正を行いましょう。

脛周辺〜足首痛(下腿部)

次は膝関節を構成している骨である腓骨・脛骨周辺ではどのような怪我・スポーツ障害があるのかを見ていきます。

シンスプリント

脛周辺でランナーに好発する怪我に「シンスプリント」があります。
症状としては脛の内側もしくは外側に痛みが現れ、酷くなると運動時以外の日常生活でも痛みが発生することがあります。
脛周辺の筋肉は膝下から足先へと付着することで足首、指を曲げ伸ばしする役割があります。

足関節だけではなく、足の指一本一本の動きに関係する筋肉が存在する為、脛のストレッチだけでなく各関節のストレッチなどのケアも必要となる繊細な部位となります。
脛周りの筋肉は走行が少し特殊で脛骨、腓骨を覆っている薄い膜「骨膜」に張り付きながら走行しています。その為、筋肉の過緊張によるストレスが骨膜へと伝わり炎症を引き起こします。
このメカニズムで脛周りに痛みが起きるている状態を「シンスプリント」と呼びます。シンスプリントは悪化すると骨膜を損傷しそのまま疲労骨折を伴うリスクもある為早期に対処しなければなりません。

アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎

もう一つ下腿部においてランナーを悩ませる怪我が「アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎」です。
人体の腱の中で特殊な名前が付いており、二足歩行の要とも言える部分、アキレス腱に問題が出てくると普段の生活すらままらなくなります。
まずはアキレス腱の構造や役割の説明をします。

アキレス腱はふくらはぎの筋肉である「左右の腓腹筋(表層)」と「ヒラメ筋(深層)」がアキレス腱へと組織を変えて踵に付着する事でふくらはぎの筋緊張を踵に伝える事ができます。
その結果、歩行、跳躍、走る、つま先立ちなどの動きが可能となります。

動物界でとても長いアキレス腱を持っているのが「カンガルー」です。カンガルーは下腿部の約3分の2がアキレス腱という驚異的な長さを誇り、そのバネを生かし一回のジャンプで最長12m、1日で100キロ以上移動する能力を持っています。

少し話がそれましたがアキレス腱が二足歩行にとって体を前へと進める為の必要不可欠の組織です。
人間のアキレス腱は約10〜15㎝程度あると言われており、厚さもありあらゆる負荷に耐えれる構造になっています。そのアキレス腱の周りは血液が豊富な「パラテノン」という膜に覆われております。この膜とアキレス腱の間には摩擦防止のために液体が詰まっています。
更にアキレス腱と骨には隙間がありその隙間には「脂肪組織」が存在しアキレス腱を衝撃から保護しています。

人体で最大の靭帯で強靭な組織であってもランニング時の着地の不安定感など動作不良により炎症が起きる事があります。
・アキレス腱周囲炎ではアキレス腱を覆っているパラテノンや脂肪組織に負荷がかかり続ける事で炎症を起こすことを指す
・アキレス腱炎はアキレス腱周囲炎によりアキレス腱自体に負担がかかり始めることで炎症が起きることを指す
アキレス腱炎は最悪の場合、アキレス腱の部分断裂から完全断裂のリスクも伴います、アキレス腱の今までに無かった張り感や違和感が出てきた時点での早急な対処が必要になります。
またアキレス腱への負担をそもそもゼロにする事はできない為、なぜ負荷がいつもより大きくなったかの特定が必要となります。

当院でのランナーの怪我・スポーツ障害ヘの施術と整体について

ランナーの怪我・スポーツ障害を解決するために、当院では独自の特殊な方法を用いて整体を行なっています。
柔軟性、筋肉のトレーニングを自宅でも行える形でなおかつオリジナルの内容となります。

整体…「ひもトレ」「ザコザーラ」を用いたものになります。

ひもトレ

スポーツ界から介護や医療業界でも広く知られている「ひもトレ」。紐を身体に巻きつけたり、添わして運動を行うことで、身体の感覚性を高め、身体能力を向上させます。ヒモトレについて詳細はこちら

ザコザーラ

ザコザーラは特殊な高反発クッションで坐骨をグッと下から支え上げ、骨盤を理想的な位置へ導いてくれます。整体時だけでなくご自宅でのセルフケアにもお使いいただけます。トレーニング時やデスクワーク時のサポートグッズとしても最適です。詳細はこちら

 

機器による施術…微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」ハイトーン機器「ハイチャージ」

微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」

微弱電流機器「アキュスコープ」我々が触診では確認できない体内の電気信号を読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことが出来ます。
即効性のある施術が可能となっております。
アキュスコープ

ハイトーン機器「ハイチャージ」

ハイトーン機器「ハイチャージ」は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。
ハイチャージ

これらの機器を使用することでストレスのたまりにくい身体づくり、予防が可能となります。

日頃のメンテナンスとしてもご利用いただけます。

怪我・スポーツ障害は早期に対処、解決することが何より重要です!

症状によって来院回数、期間は異なりますので「あなたのお困りの症状について」お気軽にお問い合わせ下さい。

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来院を悩まれているあなたへ

アスリートに立ちはだかる最大の壁は 自身の能力の限界ではなく 怪我や痛みによる運動の制限にあると 私たちは考えています。 その壁はアスリート一人では到底立ち向かえるものではありません。 ケガや痛みであなたが諦めなければいけないものが 一つでもあるのなら 私たちにご相談ください。 あなたが全力でプレーできるよう、 自身の能力の限界に挑戦できるよう、 私たちが最大限のサポートをさせていただきます。

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