テニスにおける怪我・スポーツ障害への施術(手首、肘関節編)

現在、日本全国に室内・外を合わせてテニスコートは約6000以上あり、スクールや学校での部活活動も普及してきました。日本人の選手では錦織圭選手大坂なおみ選手、歴代の選手では松岡修造選手杉原愛選手など数々の世界で活躍するトップ選手が誕生してきました。

18歳以下の世界ジュニアランキングでもトップ10に日本人がランクインするほど世界レベルでの活躍も増えてきています。

テニスでは世界四大大会

「開催国オーストラリアの全豪オープン」「開催国フランスの全仏オープン」「開催国イギリスの全英オープンまたはウインブルドン」「開催国アメリカの全米オープン」

が存在します。

これら四大大会を同一年内に制覇するという意味、四大大会の総称としても使用される言葉に「グランドスラム」というものがあります。
プロだけではなく、ジュニアにもこの四大大会が開催されていますがこの大会で日本人選手の優勝者も現れてきました。国としてテニス選手、競技レベルが上がることでテレビで放送されたりメディアに取り上げられることで少しづつ認知度も上がってきているように感じます。

このような世界の大きな大会以外に国内では年齢別や様々な競技レベルに合わせた大会が存在し、一般の方でも自分の目標に合わせて参加できる大会が存在します。スクール内での大会や年齢別で全国を回りながら行うポイント制で全国ランキングをつける大会なども存在します。

コンタクトのないスポーツで自分のレベルに合わせて行えるスポーツである為、実際に小学生から70代、80代の方でも現役でテニスをされている方もいます。使う道具はラケット一本、最近では日本人向けに軽量化されたラケットも販売されるようになり言葉通り老若男女問わず楽しむことの出来るスポーツの一つと言えます。

テニスにおいてどの競技レベルでも怪我・スポーツ障害のリスクは存在します。

肉離れ・捻挫・ぎっくり腰などの偶発的な怪我や肘・手首など関節部にかかる負担の蓄積によるスポーツ障害

など様々あります。
世界でトップレベルで活躍する錦織圭選手や国内でも活躍しているプロテニス選手などキャリアのある方でも起きることのあるテニスの怪我やスポーツ障害。

今回の記事では手首・肘関節に関する怪我・スポーツ障害についてお話しさせて頂きます。
自分の身体について見つめ直すことは技術・パフォーマンスの向上にも繋がります。この記事で少しでも体の構造について知っていただければと思います。

来院される方の年齢層、競技レベルは幅広く
ジュニアランキングシングルス・ダブルスTOP10にランクインしている選手、
社会人サークルで活動選手、テニススクールコーチ、テニススクール生徒
など男性女性問わず、10代~70代までの方が来られます。

手関節痛

テニスのラケットは他のバドミントンやゴルフ、野球などの競技に比べて握るグリップの部分が太く作られています。ボールを打つ面の部分が大きいためしっかりと握れる形状になっています。

ラケットの重さは平均、

・女性が扱う物は260290g
・男性が扱うものは300g

以上だと言われています。この重さをコントロールする為にグリップが太くできています。

その為、他のゴルフやバドミントン、野球のように細いグリップに比べるとグリップ部分が手の骨に当たり続けることで起きる疲労骨折はほとんど発生することはありません。

しかし、ラケットの重さ+ボールの勢い+ボールの回転が加わると手首への衝撃は少ないとは言えません。

テニスではグリップの握り方も様々あり、選手によってバラバラです。ボレー、ストローク、サーブなど自分がどのようなボールをどこに打ちたいかでも握り方が変わる事もあります。

状況に応じたグリップチェンジ(持ち方を変えること)がスムーズに行えず、ボールの衝撃を受けて痛みが出たり手首のスナップでボールを打ち続けることで痛めることもあります。

あくまでもテニスはボールを相手のコートに返球することが目的です

痛みがでた時こそグリップの握り方やスイングに囚われ過ぎず、普段どの状況においてどのような返球を理想としているのかを明確にし、それに合わせた自分の身体にとて無駄のないラケットの握り方やスイングを追求しなければなりません。

手関節周辺に痛みが出た時考えられる原因

TFCC損傷
・腱鞘炎

などがあります。

TFCC損傷

手関節は前腕に橈骨(親指側)・尺骨(小指側)そして手のひらにある手根骨で構成されています。

TFCCは手首の小指側に存在する組織で三角繊維軟骨複合体の略です。

手関節に存在する関節円板(関節の中に存在し手首の動きをスムーズかつ衝撃を吸収する組織)靭帯(強靭で骨同士を繋ぎ動作の安定感・複雑な動きを可能とする組織)などの軟部組織を複合してTFCCと呼ばれています。

痛みなどの症状は手首の小指側に発生しやすくテニスではフラット系のショットよりボールに回転をかけるショットで手首の動きだけで振ってしまう動作の繰り返しで損傷するリスクが上がります。

他にはラケットの面の真ん中でボールを捉えれておらず、端に当たった時に伝わる衝撃の繰り返しでも発症することがあります。

テニスの動きに関しては

・サーブでスライス回転をかける時
・フォアハンド、バックハンドのバックスピン、スライスショットなどの回転をかける時
・フォアハンドでドライブ回転のかかったボールを打つ時
・ボレーで腰や体の回転を使わず腕で打った時

などの状況で手首のスナップだけで無理に打ち続けると発症します。まずはボールコントロールを身体全体で行うことが重要になってきます。

腱鞘炎

腱鞘とは筋肉と骨を繋いでいる腱を包んでいる組織を腱鞘と言います。文字通り腱が刀の部分、腱鞘がちょうど鞘にあたるような構造になっています。

腱鞘炎とは腱鞘の中を通っている腱の部分との間や腱鞘の外側にある組織との摩擦などの繰り返しにより炎症が起きることを言います。

腱鞘炎は身体のどこにでも発症するリスクがありますがテニスでは肩・肘・手首に集中して負担がかかる為、上半身に発症するリスクがあります。特に手首は細かく無数の骨が存在することであらゆる動作を可能としていますが、それだけ細かい動きをコントロールするには筋肉も細かく、多く必要とします。

筋肉も太ももや腹筋のように分厚く太いわけではないので一つ一つの筋肉に負担がかかると炎症がおきやすい状態になります。

指や手首の動きをコントロールする筋肉は肘関節から伸びてくる為、肘関節周辺にも同時に負担がかかってきます。
まずは手首のどこが痛いのかを明確にしてから、その筋肉がどこから付着しているのかを知ることでストレッチなどの対処が可能となります。

肘関節の痛み

専門的な知識がなくてもテニスでは肘の痛みと聞くと

テニス肘

という名前が一番に出てくるほどメジャーな症状の一つです。実際に来院された方がネットで調べて自己申告でテニス肘ですとおっしゃられる方もいます。

しかし、具体的にテニスで起きやすいからテニス肘と呼ばれているだけであって身体の中で何が起きているのか具体的な状態が不鮮明な方が多いように感じます。

肘関節には

・肘の動きに関連する筋肉が上腕部から付着
・肘関節から手首や手先を動かす為の筋肉
・ドアノブを回すような前腕を返す動きに関与しする筋肉

が付着しています。肩から手先までの動きに関与する筋肉が集中している為、動きの起点となると共に負担がかかりやすい関節となります。

テニス肘が起きやすい原因では

・フォアハンド、バックハンドのショットの時に肩甲骨の柔軟性の低下、腰の回転の動きが悪く手打ちになっている。
・ボールがラケットのスイートスポート(打ったときに振動が少なく、ボールに力が伝わりやすいポイント)に当たっておらず衝撃が肘にかかり続けている。
・ボールとの距離感が掴めず振り遅れることでラケットの遠心力が伝わらないタイミングで打ってしまっている。
・ボレーの時にラケットを腕の力だけで振ってしまっている。
・ラケットに張っているガットが硬すぎて衝撃が肘に伝わ李続けている。

などがあります。

基本的に肘周辺の力だけでラケットを振ったり、インパクト時の衝撃がかかる理由としては他の部位の機能が上手くコントロール出来ていないということです。
この状態では怪我のリスクだけでなくパフォーマンスの低下にも繋がります。

テニス肘とは?

テニス肘には痛みなどの症状が出るポイントが大きく分けると2か所存在します。

・肘の内側にある骨が少し突出している内側上顆という部位に炎症が起きる「内側上顆炎
・肘の外側にある骨が少し突出している外側上顆という部位に炎症が起きる「外側上顆炎

があります。

主に

肘の外側には手首を小指側に曲げる動き、手首を手の甲側に曲げる動き、肘を曲げる動き
肘の内側には手首を親指側に曲げる動き、手首を手のひら側に曲げる動き、手のひらを天井に向けてる状態から床に返す動きに関係する筋肉が付着します。
テニス肘とはこれらの部位に付着する筋肉の負担がかかることで筋肉自体もしくは付着部の骨に炎症が起きることを言います。

悪化すると骨が筋肉で引っ張られ「骨棘」という骨の一部が棘のように突出したり、疲労骨折のリスクも上がってきます。

特にテニスはフラットなボールだけでなく、サーブを含めてボールへの回転を身体が主動で打っていかなければなりません。

腕はあくまでもボールに身体のエネルギーを伝えるはしごの役割です、腕のパワーだけでプレーするのではなく、身体全体の連動性を整えていくことがパフォーマンス向上と怪我・スポーツ障害のリスクを下げることができます。

当院でのテニス選手の怪我・スポーツ障害ヘの施術と整体について

テニス選手の怪我・スポーツ障害を解決するために、当院では独自の特殊な方法を用いて整体を行なっています。
柔軟性、筋肉のトレーニングを自宅でも行える形でなおかつオリジナルの内容となります。

整体…「ひもトレ」「ザコザーラ」を用いたものになります。

ひもトレ

スポーツ界から介護や医療業界でも広く知られている「ひもトレ」。紐を身体に巻きつけたり、添わして運動を行うことで、身体の感覚性を高め、身体能力を向上させます。ヒモトレについて詳細はこちら

ザコザーラ

ザコザーラは特殊な高反発クッションで坐骨をグッと下から支え上げ、骨盤を理想的な位置へ導いてくれます。整体時だけでなくご自宅でのセルフケアにもお使いいただけます。トレーニング時やデスクワーク時のサポートグッズとしても最適です。詳細はこちら

 

機器による施術…微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」ハイトーン機器「ハイチャージ」

微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」

微弱電流機器「アキュスコープ」我々が触診では確認できない体内の電気信号を読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことが出来ます。
即効性のある施術が可能となっております。
アキュスコープ

ハイトーン機器「ハイチャージ」

ハイトーン機器「ハイチャージ」は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。
ハイチャージ

これらの機器を使用することでストレスのたまりにくい身体づくり、予防が可能となります。

日頃のメンテナンスとしてもご利用いただけます。

怪我・スポーツ障害は早期に対処、解決することが何より重要です!

症状によって来院回数、期間は異なりますので「あなたのお困りの症状について」お気軽にお問い合わせ下さい。

>来院を悩まれているあなたへ

来院を悩まれているあなたへ

アスリートに立ちはだかる最大の壁は 自身の能力の限界ではなく 怪我や痛みによる運動の制限にあると 私たちは考えています。 その壁はアスリート一人では到底立ち向かえるものではありません。 ケガや痛みであなたが諦めなければいけないものが 一つでもあるのなら 私たちにご相談ください。 あなたが全力でプレーできるよう、 自身の能力の限界に挑戦できるよう、 私たちが最大限のサポートをさせていただきます。

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