ゴルフによる怪我・スポーツ障害への施術(上腕〜手先編)

前回は腰、肩周辺の痛みについてお話しさせて頂きましたが次いで上腕〜手先までのゴルフによる怪我・障害についてお話ししていきます。

ゴルフ腰、肩周りの痛みについて

ゴルフでは怪我・スポーツ障害の症状は上半身に集中しその中でも上腕から手先までに頻発します。競技中の動作はゴルフクラブを振りかぶり、振り切るというテイクバックからフォロースルーではダイナミックな体幹を捻る動きが印象に残ります。

大きな動きでパワーを生み出すところがあればそれを対象物であるボールまで伝える為に繊細な動きを担っている部分も存在します。上半身ではその繊細で緻密な動きは上腕から手先までの部分が重要になります。

上腕〜手先までの怪我において原因の一つとして「パワーバランスの乱れ」があります。本来繊細な動きでゴルフクラブを安定させ、下半身、体幹から生まれたパワーをスムーズに伝える役割ですが、

・何らかの理由で腕のパワーだけでトップからフォロースルーを行ったり
・インパクト時に手首の動きだけでボールの回転をコントロールしたり
・インパクト時のボールへの打点が安定するようにゴルフクラブを強く握りすぎたり

必要以上の負担がかかった状態で何度もスイングすることを続けていると、骨・関節・筋肉・腱・靭帯などの組織が傷ついてしまい怪我・スポーツ障害につながります。
前回の記事で紹介したように世界でトップレベルのプロゴルファーでも大会を欠場・棄権するほどの選手生命に関わるほどの状態になることもあります。
上腕〜手先までの怪我ではゴルフだけでなく

タオルを絞る、キーボードをタップする、ドアノブを回す、洗濯物を干す、荷物を持ち上げるなど日常生活や仕事にも支障をきたすことがあります。

私生活を充実させ、ゴルフのスコア向上・長く続ける為に現在の怪我やスポーツ障害について知って頂ければと思います。

来院される方の年齢層は幅広く
大学生のゴルフ部、社会人、60代の方まで男女問わず来院されます。
競技レベル、練習量も様々な方が来られます。

上腕痛

上腕に付着している筋肉の主な役割としては肘関節の曲げ伸ばがあります。

一般的に力こぶと呼ばれるところには「上腕二頭筋」
にの腕と呼ばれる上腕二頭筋と逆側には「上腕三頭筋」が付着しています。
上腕二頭筋が緊張し収縮すると肘関節は曲がり、上腕三頭筋が緊張し収縮すると肘が伸びます。
肘を曲げる
肘を伸ばす
右打ちの場合、右肘の状態はテイクバック〜トップにかけて曲げていき、トップ〜インパクトにスイングしていく時にアドレスの状態のように肘をなばさなければボールにゴルフクラブが当たりません。

その為、トップからインパクトに向かって右肘を伸ばしながら体の捻りよるパワーをしっかりとボールに伝えていきます。

なぜわざわざテイクバックの時に肘を曲げる必要があるのか。
例えば荷物をかかえるときに、体からは離れた位置のものを抱える時と身体に近い位置のものを抱える時とどちらの方が力が伝わりやすいでしょうか。
身体に近い方が荷物を身体全体で持ち上げることができる為、楽に感じるはずです。
テイクバック時に右肘を曲げることでゴルフクラブをできるだけ身体に近い位置にキープできるとゴルフクラブの重さを腕だけでなく、体全体で持つことができます。

更に体の遠心力が伝わりやすくなる為右肘の曲げる伸ばすという動きとタイミングが重要になってきます。
ゴルフではほとんど肉離れは起きることがありませんが、この肘の曲げ伸ばしの繰り返しにより、上腕二頭筋、上腕三頭筋に炎症が起き痛みを発症することがあります。特に負担のかかりやすい腱の部分に腱鞘炎が発生すると日常生活で上腕に力が入るだけで痛みが出てきます。

上腕部の負担が原因で発症する症状には

・上腕二頭筋長頭腱炎
・上腕二頭筋短頭腱炎
・上腕三頭筋腱炎(肘頭部)
・上腕二頭筋炎
・上腕三頭筋炎

などがあります。
原因としては

・一連のスイングの流れで肘の曲げ伸ばしのタイミングがずれている
・ゴルフクラブと自分の体の距離感が合っていない
・肩甲骨、腰の動きが悪く腕の力でゴルフクラブを振っている

などが考えられます。
まずはなぜ腕に負担がかかっているかを考えていきましょう。

肘関節痛

肘関節周辺の怪我・スポーツ障害では「ゴルフ肘」という競技名が付くほどゴルフ特有で頻発やすい症状が存在します。ゴルフ肘はゴルフのスイング動作だけでなるわけではありませんが、動きは違えど日常生活、仕事でも同じ負担のかかり方をすると発症します。

肘関節では先ほど説明にあったように上腕の大きな筋肉が付着することで肘の関節の曲げ伸ばしなど大きな動きを行うことが出来ます。しかし肘関節には大きな筋肉だけではなく肘〜手先まで細かい筋肉がいくつも付着しており、手首の動きや手先の動きに関与する筋肉が存在します。

肘から手首までを「前腕」と呼びますが、この前腕部には比較的面積の小さな筋肉が約20個ほど存在します。

我々は手のひらを上に向けたり下に向けたりする前腕の捻る動きや手首を曲げたり伸ばしたり捻ったり横に曲げたり、手の指を一本ずつ曲げたり伸ばしたりなど非常に繊細な動きが可能です。
この繊細な動きを可能としているのが無数の骨、関節はもちろん「筋肉」が細かく張り巡らされている為です。
ゴルフではゴルフクラブを握る、右打ちの場合テイクバック〜トップで前腕、手首を返しながら右手のひらは体の向いている方向、左手のひらは体側に向き、
トップ〜フィニッシュにかけてまた前腕、手首を返しながら右手と左手が先ほどと逆の向き動きをすることで、肩や腰などの可動域の制限を気にせず効率よくボールにゴルフクラブがインパクトすることができます。

分かりやすい動きが

立った状態で気をつけをします。そこから両手の手のひらを背中が向いている方向に向けます。そのまま両手を体の真横から上げていくとある高さで肩関節にロックがかかり上がらなくなります。そこから手のひらをクルッと天井側に向けるとそのまま上げることが出来るようになります。

ゴルフではこのような微妙な腕の向きのコントロールを瞬時に行うことで「スイング」することが可能となります。
ゴルフ肘はこの繊細な動きに不具合が生じたり、前腕の筋肉のように小さい筋肉で無理やりゴルフクラブをコントロールしその状態でスイングをし続けることで発症します。

ゴルフ肘とは?
ゴルフ肘の症状が現れるところは肘関節の内側に存在する少し突起している「上腕骨内側上顆」という部位に発症します。
この上腕骨内側上顆には先ほど説明のあった肘関節〜前腕〜手先まで筋肉の付着部となります。筋肉が骨に付着する部分を「」と呼びますが繊維がとても細く負担がかかりやすい為、怪我・スポーツ障害が頻発します。
肘の内側には手の指、手首を曲げる動き手首を小指側に曲げる動き前ならえの状態で手のひらを下に向ける前腕の捻る動きに関する筋肉が付着しています。
ゴルフではクラブを握り、トップ〜フィニッシュの動きで前腕の返す動きなどに関与します。
その為ゴルフ肘はテイクバックよりフィニッシュにかけてもしくはフィニッシュ後に痛みが発生することが多くみられます。

痛みが悪化すると肘の内側には太い神経が通って神経症状が発生すると手先まで痺れたり握力が低下することもあります。
肘は特に私生活でも痛みが出始めると支障をきたすので違和感がある時点で早急に対処が必要になります。

その他前腕の筋肉の疲労から起きる怪我・障害

・回内筋症候群
・手首周辺の腱鞘炎
・上腕骨内側上顆疲労骨折
TFCC損傷

などがあります。
前腕を捻る回内筋を始め骨折や手首の症状まで発展するリスクがあります。  

ゴルフ肘の施術についてはこちら

指の痛み

指の痛みは肘関節の際にお話ししたように前腕の筋肉が大きく関わります。実際に手のひらや指に付着する筋肉はほとんどが前腕から付着しております。しかしその中でも少し特殊な動きが可能なのが「親指」です。プロゴルファーの松山英樹選手も抱えたことのある「親指付け根」の痛み

実際に親指の付け根の痛みのよりゴルフクラブを触れなくなった方が来院されることは少なくありません。
親指は他の4本より自由度が高く動ける理由の一つとして手のひらに親指を動かすためだけの筋肉が存在するということです。

手のひら
・母指内転筋
・短母指外転筋
・短母指屈筋
・母指対立筋

という親指の動きにのみに関係する筋肉があります。これらが存在する為ゴルフクラブを握るときに親指で掴むことができる、日常的にはコップを握ったり、何かをつまんだりなど。

しかし自由というメリットがあることに対して、親指に頼り過ぎてしまうというデメリットもあります。

ゴルフクラブを握る際に他の指より力の入りやすい自由な親指の力に頼りすぎるとスイング時にゴルフクラブが手から離れないように握っている時も親指の筋肉に負担がかかりすぎることで痛めてしまうことがあります。

最初の構えのアドレスの時点でなぜ親指に力が入り過ぎているのかを考えていかなければなりません。

ゴルフという競技では他の競技に比べると使用する道具も軽いため、腕や手先だけの力で振ってしますことがあります。まずはアドレスの時点での観察を行い一つ一つの動きの意識をはっきりさせていくことで怪我の予防だけでなく、パフォーマンスアップにもつながります。

当院でのゴルファーの怪我・スポーツ障害ヘの施術と整体について

ゴルファーの怪我・スポーツ障害を解決するために、当院では独自の特殊な方法を用いて整体を行なっています。
柔軟性、筋肉のトレーニングを自宅でも行える形でなおかつオリジナルの内容となります。

整体…「ひもトレ」「ザコザーラ」を用いたものになります。

ひもトレ

スポーツ界から介護や医療業界でも広く知られている「ひもトレ」。紐を身体に巻きつけたり、添わして運動を行うことで、身体の感覚性を高め、身体能力を向上させます。ヒモトレについて詳細はこちら

ザコザーラ

ザコザーラは特殊な高反発クッションで坐骨をグッと下から支え上げ、骨盤を理想的な位置へ導いてくれます。整体時だけでなくご自宅でのセルフケアにもお使いいただけます。トレーニング時やデスクワーク時のサポートグッズとしても最適です。詳細はこちら

 

機器による施術…微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」ハイトーン機器「ハイチャージ」

微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」

微弱電流機器「アキュスコープ」我々が触診では確認できない体内の電気信号を読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことが出来ます。
即効性のある施術が可能となっております。
アキュスコープ

ハイトーン機器「ハイチャージ」

ハイトーン機器「ハイチャージ」は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。
ハイチャージ

これらの機器を使用することでストレスのたまりにくい身体づくり、予防が可能となります。

日頃のメンテナンスとしてもご利用いただけます。

怪我・スポーツ障害は早期に対処、解決することが何より重要です!

症状によって来院回数、期間は異なりますので「あなたのお困りの症状について」お気軽にお問い合わせ下さい。

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来院を悩まれているあなたへ

アスリートに立ちはだかる最大の壁は 自身の能力の限界ではなく 怪我や痛みによる運動の制限にあると 私たちは考えています。 その壁はアスリート一人では到底立ち向かえるものではありません。 ケガや痛みであなたが諦めなければいけないものが 一つでもあるのなら 私たちにご相談ください。 あなたが全力でプレーできるよう、 自身の能力の限界に挑戦できるよう、 私たちが最大限のサポートをさせていただきます。

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