トランポリンにおける怪我・スポーツ障害への施術

トランポリン競技は「高難易度の技、高さ、着地点、美しさ」が求められるスポーツとなります。
地面に足が触れているのは一瞬、その「一瞬」で技の入り方や完成度が左右されます。
空中での技においても自分が実際にどの高さに到達し、どのように動いているのかを把握しなければ大きなケガにも繋がる危険度の高いスポーツと言えます。
技中の手の位置が数ミリ変わるだけで飛び上がる方向が変わってくると言われているほど繊細な競技です。

トランポリン台への直地の衝撃はもちろん、技中の身体の回転の繰り返しによるスポーツ障害、そしてトランポリン台からの落下による偶発的な事故による骨折などの重篤な怪我までを覚悟しなければならない競技です。
更に大会会場によってトランポリン台のバネの硬さが違ったり、土地の湿度や気温によっても台の状態が変わるので臨機応変、柔軟な身体の使い方が求められます。

日本にトランポリンが伝来したのが1959年と言われており、そこからトランポリン台の改良が今もなお行われており、最大限のパフォーマンスが発揮できるよう考えられています。
現段階では高さの最高到達点は約8メートルを超え、ビルで言うと3階まで飛んでいることになります。

この高さから常に落下しまたその反動を使いさらに高い位置に飛ぶ、身体に与える衝撃は並大抵のものではありません。

主に来院される方は小学生~大学生の年齢層が多く
オリンピック強化選手を含めた、世界レベルのトランポリン競技者の施術をさせていただき実際にどのようなスポーツ障害・怪我が多いのかをまとめさせて頂きます。

・上半身の怪我(腰を含める)

首のむち打ち

トランポリン競技の大会は一般的なイメージとしては、派手な技で競うものとして定着していますが、「規定演技」と「自由演技」があり自由演技がイメージできる派手な技が多い演技になります。
規定演技ではシンプルな一回宙返りなどの動きで構成されます。
その演技ではトランポリン台のベッド(真ん中の白い部分)に足から着地するだけでなく背中で着地して飛ぶ、お腹から着地して飛ぶという動きも混ざってきます。
その為トランポリンの首のむち打ちはトランポリン台の外に落下するなど事故以外にも発生するリスクは伴います。

むち打ちが発生する場合、背中からベッドに着地したときもしくは技のミスで頭からベッドに着地してしまうことが多く、基本的に首が無理に曲がる(顎が首に近づく)動きの強制により痛めてしまいます。
本来、頭を支える役目の部位に落下の衝撃+身体の重さがすべてかかる形となります。
損傷直後はほとんどの確率で首が動かせなくなります。動かせたとしてもタオルを首に巻き付けるなどを行い動かさない状態を作らなければなりません。
この損傷では

・首周りの靱帯損傷
・首周りの肉離れ
・頚椎捻挫
・頚椎骨折
・頚椎ヘルニア
・背中周りの肉離れ

などの可能性があり、酷ければ首から指先まで痺れや感覚が鈍くなることもあります。
更に受傷後、頭の衝撃により
吐き気、頭痛、めまいなどの症状も発症することもあります。

強い衝撃による筋肉、神経損傷は日常生活レベルでは痛みが軽減したとしても
トランポリンの衝撃による痛みが数年も続くケースもあります。
少しでも頭が揺れる、打ちつけるような状態になった場合、その場で痛みがなくても早急に適切な検査、処置等が必要な症状です。

背部、肋骨周辺の痛み

トランポリン競技では突発的な怪我の他に、筋肉疲労や何度も同じ動きの繰り返しによる症状も存在します。

背部、肋骨周辺で多い症状は

・肩甲骨間の筋肉疲労による痛み
・背筋の筋肉疲労痛、肉離れ
・肋間筋の筋肉疲労痛、肉離れ
・肋骨の疲労骨折

など蓄積された外力により発症するケースが多く見られます。
トランポリンでは着地の衝撃はもちろん空中で身体が投げ出されないように安定させ、高難度の技を行います。
技中における筋肉への負担は計り知れません。

その際に肩甲骨の動きに関係する「菱形筋」
脊柱の安定に関わる「脊柱起立筋」
肋骨の動きに関係する「肋間筋」

これらは決して大きな筋肉ではありませんが、空中での動作に大切な役割をしています。
これらの筋肉機能の一時的な低下は

・集中力の低下
・手先、足先まで綺麗な姿勢の保持力低下
・呼吸の際に上手く空気が入りにくくなる
・持久力の低下
などパフォーマンス低下にもつながります。

 

更にこれらの筋肉に関わるのが肋骨であり、負担がかかり続けると肋骨の疲労骨折に繋がることもあります。痛みというサインが出る前に定期的なケアが必要となります。

腰部痛

トランポリンには難易度別に多彩な技が存在します。難易度が上がれば点数が高いですが、当然難しい動きの為、美しさや着地点の正確さも同時に難しくなります。
その技には技中に「ほどき」という動きがあります。
ほどきというのは技には膝を抱えるもしくは長座前屈のような腰を曲げた状態で行うものもあります。
この腰を曲げた状態から一気に直立のように真っ直ぐになり更に捻りの動きをする。
この腰を一気に伸ばす、丸まった身体を解く瞬間のことを指します。
このほどきの瞬間、骨盤の動きから腰、背筋にまで繋がる筋力も使い一気に伸ばします。その後更に捻る動きがあることで腰への負担が増え様々な症状が発症することがあります。
そして着地の時は直立の状態ではなく、軽く膝を曲げ、上半身から腰、お尻を通りベッドに伝え、また反動で飛び上がります。
体重はもちろん落下の衝撃により腰になんらかの症状を発症することもあります。

・急性腰痛(ぎっくり腰)
・腰椎分離症
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰椎圧迫骨折
・坐骨神経痛
・慢性的な腰痛

などがあります。
腰部に関しても筋肉性の疲労からくる痛みから神経症状を伴うものもある為警戒が必要になります。

特に慢性的な腰痛、ヘルニアが多く練習をする度に痛みや痺れに悩まされている方も少なくはありません。症状改善に時間がかかるとしても処置は続けて行わなければならない症状と言えます。

下半身の怪我(股関節から足先まで)

下半身の怪我や障害に関しては上半身に比べると筋肉自体より、関節部に発症する事が多い。下半身は特にベッドに着地してから飛び上がる瞬間の反発力を生かす為の重要な部位になります。
そのため、下半身の障害や怪我は著しく跳躍力の低下を招く恐れがある為
どんな些細な違和感も見逃す事は出来ません。

膝痛

膝関節は空中で技を行う時の遠心力に密接に関係している部位でもあり
ベッドに着地するところから飛び上がるところまでの反発力を身体に伝える役目を担っています。着地の時には膝の関節を柔らかく使い、飛ぶ時にはベッドを蹴るという動作で安定したジャンプが可能となります。
主に膝を痛める原因となるのは空中より着地から飛ぶまでの間に頻発します。
マンションの約3階くらいから落下しその衝撃をまた飛ぶ為にエネルギーに変換する、力の方向を下から上に切り替える際の負担は計り知れません。
膝を曲げる、伸ばす「タイミング」が重要となります。
このタイミングが崩れたり着地の際に重心が左右にぶれると膝への負担が片方にかかることになります。

膝の怪我、障害には

・オスグッド・シュラッター病
・ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)
・鵞足炎
・膝タナ障害
・前十字、後十字靱帯損傷
・内側、外側靱帯損傷
・半月板損傷

などがあります。
成長期に発症しやすい膝周りの怪我(一般的に成長痛)を含め

着地した時に膝が伸びって来しまっている状態
足首が固定されている状態で膝に捻る外力がかかる事

で靭帯や関節内組織損傷、半月板損傷など選手生命に関わる重篤な怪我まで存在します。実際の着地のタイミングと自分の感覚の着地のタイミングがとても重要となります。施術も内容によっては感覚のトレーニングも必要となる非常に繊細な部位となります。

脛〜足首〜足先痛

膝に次いで下半身の障害、怪我が多いのが脛周りから足先にかけての部位になります。この辺りの部位に関しては筋肉疲労による怪我より、着地の失敗などにおける偶発的な怪我が多くなってきます。
多くは着地の際に、つま先から着地してしまう、着地した瞬間に足首を捻挫してしまうなど想定外の怪我が多く見られます。
というのも経験を積んでいる方でも起きうる現象で

トランポリン台の中央のベッドと言われる場所は「白色」、更に技で回転中天井を見るとライトも白く見える
この瞬間に上下の感覚がわからなくなり着地のタイミングがズレる事で怪我が起きる事があります。
大会や試合会場では、湿度や気温などの環境によりトランポリン台の硬さがいつもと違ったり、
照明の位置が違う為、練習だけでなく大会中にも起きうる怪我と言えます。

この部位に関する怪我には

・シンスプリント
・足関節捻挫
・ショパール関節捻挫
・リスフラン関節捻挫
・捻挫時に起きる骨折
・捻挫時に起きる靱帯損傷
・疲労骨折

シンスプリントを含め疲労骨折などは繰り返しの着地の外力の蓄積により起きる事があります。特に着地した時に自覚が無くても踏み込みが安定せず、前後左右に重心がぶれ同じ箇所に衝撃を受け続けると起こりやすい内容となります。

捻挫した場合、体重と高所からの落下の衝撃がかかるため靱帯損傷、骨折に至ることも少なくはありません。
パフォーマンスの調子が悪く、最高到達点の位置を把握出来ない時にも着地のタイミングを誤り捻挫を起こすケースもあります。
トランポリンとは別に身体を動かし感覚を養うトレーニングも必要となってきます。

当院でのトランポリン選手・スポーツ障害ヘの施術と整体について

トランポリン選手の怪我・スポーツ障害を解決するために、当院では独自の特殊な方法を用いて整体を行なっています。
柔軟性、筋肉のトレーニングを自宅でも行える形でなおかつオリジナルの内容となります。

整体…「ひもトレ」「ザコザーラ」を用いたものになります。

ひもトレ

スポーツ界から介護や医療業界でも広く知られている「ひもトレ」。紐を身体に巻きつけたり、添わして運動を行うことで、身体の感覚性を高め、身体能力を向上させます。ヒモトレについて詳細はこちら

ザコザーラ

ザコザーラは特殊な高反発クッションで坐骨をグッと下から支え上げ、骨盤を理想的な位置へ導いてくれます。整体時だけでなくご自宅でのセルフケアにもお使いいただけます。トレーニング時やデスクワーク時のサポートグッズとしても最適です。詳細はこちら

 

機器による施術…微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」ハイトーン機器「ハイチャージ」

微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」

微弱電流機器「アキュスコープ」我々が触診では確認できない体内の電気信号を読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことが出来ます。
即効性のある施術が可能となっております。
アキュスコープ

ハイトーン機器「ハイチャージ」

ハイトーン機器「ハイチャージ」は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。
ハイチャージ

これらの機器を使用することでストレスのたまりにくい身体づくり、予防が可能となります。

日頃のメンテナンスとしてもご利用いただけます。

怪我・スポーツ障害は早期に対処、解決することが何より重要です!

症状によって来院回数、期間は異なりますので「あなたのお困りの症状について」お気軽にお問い合わせ下さい。

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来院を悩まれているあなたへ

アスリートに立ちはだかる最大の壁は 自身の能力の限界ではなく 怪我や痛みによる運動の制限にあると 私たちは考えています。 その壁はアスリート一人では到底立ち向かえるものではありません。 ケガや痛みであなたが諦めなければいけないものが 一つでもあるのなら 私たちにご相談ください。 あなたが全力でプレーできるよう、 自身の能力の限界に挑戦できるよう、 私たちが最大限のサポートをさせていただきます。

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